環境への取り組みEnvironment

東京ミッドタウンでは、自然と共生する開かれた街づくりの実現のために、様々な取り組みをおこなっております。
具体的な取り組み内容をご紹介いたします。

“エネルギー”を考える-環境への負荷の低減へ-

屋内への熱負荷の低減、省エネ機器や高効率熱源システムの導入、また、再生可能エネルギーである太陽光の活用など、東京ミッドタウンでは、地球温暖化防止に貢献するためエネルギーについてもさまざまな取り組みを行っています。

EV・PHV用充電器

一般向けの平面駐車場125区画に、電気自動車(EV)・プラグインハイブリッド自動車(PHV)用壁掛け型普通充電器を設置しています。環境配慮型の次世代自動車の普及を促進することで、低炭素社会の実現に貢献したいと考えています。

EV・PHV用充電器

日除けルーバー

建物外壁に取り付けた日除けルーバーのデザインモチーフは、伝統的な京都の町屋の格子。このルーバーには、直射日光を遮り、窓からの熱負荷を低減する効果があります。日除けルーバーには水平型と垂直型がありますが、東京ミッドタウンでは設計時に遮熱効果のシミュレーションを行って、南東面と南西面の外壁には水平型を、北東面と北西面には垂直型を採用しました。日除けルーバーの設置による熱負荷係数(PAL値)の削減率は、ミッドタウン・タワーのオフィスで約16%となっています。

  • 水平型日除菌ルーバー

    水平型日除菌ルーバー

  • 垂直型日除菌ルーバー

    垂直型日除菌ルーバー

  • 日射遮蔽効果の通年シミュレーション図

    日射遮蔽効果の通年シミュレーション図

  • ブラインドの自動制御

    オフィスフロアで採用している電動ブラインドは、太陽光感知センサーで天候や太陽の傾きなどを感知してブラインドの開閉を自動制御し、オフィス内の熱負荷を抑えるために、窓からの日射を適切に調整するようになっています。

    ブラインドの自動制御
  • 窓ガラスによる熱負荷の低減

    窓は外気や屋内からの熱負荷の影響を受けやすく、建物の省エネ性能を大きく左右します。東京ミッドタウンでは、断熱性の高い複層ガラスと遮熱性の高いLow-eガラスを組み合わせた「Low-e 複層ガラス」をホテルやオフィスの窓ガラスに採用し、窓からの熱負荷の低減を図っています。

    窓ガラスによる熱負荷の低減

トップライト

ガレリアやプラザにトップライトを設置し、自然光を取り入れています。また、プラザのトップライト上面に水を流して水膜をつくり、熱負荷の低減も図っています。

  • ガレリアのトップライト

  • プラザのトップライト

  • 照明の省エネ化

    高効率の省エネ型照明器具を採用するとともに、オフィスでは照度センサーによる調光制御システムを、また、トイレや非常階段等には人感センサーによる自動点滅システムを導入し、照明の省エネ化を図っています。

    照明の省エネ化
  • 太陽光発電

    ガーデンサイドの屋上に太陽光パネル(10kW)を設置して太陽光発電を行い、東京ミッドタウンで使用する電力の一部を賄っています。また、イベント時に太陽光パネルを別途設置して、イベント用電力にも活用しています。

    太陽光発電

エネルギーを最適に利用しています。

中央熱源システム

東京ミッドタウンでは、敷地内の住宅以外の建物で使用する温水・冷水・蒸気を一括供給する「中央熱源システム(地域冷暖房システム)」を導入しています。供給先の建物の中央に熱源プラントを配置して配送ロスを最小化するとともに、高効率な熱源システムを導入することで省エネ化を図っています。2010年度の中央熱源システムのエネルギー消費効率は1.08と、国内トップクラスの効率を達成しています。

ビルエネルギー管理システム

熱源設備や電力設備、空調設備などを効率よく稼働させ、かつ適正管理するため、中央監視装置を設置し、ビルエネルギー管理システムを導入しています。これによりエネルギー設備全体の省エネ監視・省エネ制御を自動化・一元化するとともに、管理ブロックごとのきめ細かな監視・制御が可能となり、設備の運転管理における省エネ化を図っています。

ビルエネルギー管理システム

昼間電力量の負荷平準化・ピークカットに貢献しています。

コージェネレーションシステム

自家発電システムとして都市ガスによるコージェネレーション設備(900kW)2台を導入し、電力を供給しています。また発電時に発生する排熱を利用し、冷房や暖房などの用途に使い、エネルギーの有効利用を図っています。

昼間電力量の負荷平準化・ピークカット

通常、電力会社では昼間ピーク時の電力使用量を賄えるよう発電を行っており、それ以外の時間帯との電力使用量の格差が大きいほど発電ロスが大きく、社会全体での環境負荷が大きくなります。そのため、東京ミッドタウンでは、夜間電力を利用した水蓄熱システムやコージェネレーションシステム等を導入し、昼間電力使用の負荷平準化・ピークカットを図り、環境負荷の低減に貢献しています。ピークカット電力量は約3000kW、電力平準化率は17%です。

昼間電力量の負荷平準化・ピークカット

水蓄熱システム

「水蓄熱システム」は、夜間電力を利用して冷やした水を蓄熱槽に蓄え、蓄えた冷水(熱エネルギー)を昼間に使うシステムです。東京ミッドタウンでは、昼間電力量の負荷平準化・ピークカットを図るために導入しています。冷水蓄熱槽には、水の比重差を利用した蓄熱効率の高い温度成層型冷水蓄熱槽(放熱能力2万046kW)を採用し、効率化を図っています。

水蓄熱システム