東京ミッドタウンは、"「JAPAN VALUE(新しい日本の価値・感性・才能)」を創造・結集し世界に発信し続ける街"を目指す一環として、2019年で12回目となるTOKYO MIDTOWN AWARDを開催しました。次世代を担うデザイナーやアーティストとの出会い、支援、その先のコラボレーションを目指し、デザインコンペ・アートコンペの2部門を設け、幅広く参加作品を募集。若い才能を応援する登竜門となるアワードを目指し、両コンペとも39歳以下を応募要件として設定しています。結果、今回は、総計1,278件のご応募をいただきました(デザインコンペ1,016件/アートコンペ262件)。デザイナー、アーティスト、キュレーターなど第一線で活躍する審査員を迎え、厳正なる審査のもと16点の受賞作品およびファイナリストを決定しました。それぞれの審査員からの総評も是非ご覧ください。
主催:東京ミッドタウン
協力:一般社団法人ノマドプロダクション
東京ミッドタウン・デザインハブ
株式会社JDN
後援:University of Hawai’i at Mānoa / Department of Art and Art History
トロフィーはデザインコンペの審査員 伊藤直樹氏がデザインし、TOKYO MIDTOWN AWARD 2019のために制作したオリジナルの作品です。
あなたの脳もあなたの作品だと思います。
このトロフィーは人間の脳をサボテンの盆栽に見立てたものです。今回デザインした脳幹は、「表現したい」という強い衝動や欲望を制御しているそうです。高価で良いとされるサボテンは、かなりの長い年月が経っているそうで、受賞者の皆さんの「デザイン脳」と「アート脳」も、これまでの生き方によって形作られた作品だと思います。トロフィーの制作にあたっては、サボテンを植物屋の叢さんに鉢合わせをしていただき、東京大学の脳神経外科に精密な脳の3Dデータをご提供いただきました。これからもその素晴らしい才“脳”に太陽の光を浴びせて、たっぷりと水をあげてください。
協力:叢、東京大学医学部附属病院脳神経外科、ミマキエンジニアリング、安心堂
展示会場で、お気に入りの作品に投票ができる、「東京ミッドタウン・オーディエンス賞」を開催します。
2018年の様子