Day Time The Best of "Lunch Time Music"
選曲リスト - Compiled by Haruomi Hosono
- 01 Paris Promenade / George Melachrino & his Orchestra[初選曲]
- 02 The Continental / The Three Suns <2009年4月Daytime選曲より>
- またもやスリー・サンズ。フレッド・アステア主演の同名映画主題歌。コール・ポーターの作品だ。
- 03 Super Market (du Film «Play Time») / Francis Lemarque (orchestra conducted by François Rauber)[初選曲]
- 04 Bubbles In The Wine / Lawrence Welk & his Orchestra <2009年4月Daytime選曲より>
- 軽音楽の王様。かのブライアン・ウィルソンも子供時代にウェルクのTVショーを見ていたという。シャンペン・ミュージックというものを発明したが、この系譜はその後も受け継がれていたが、現在では聴く人も希だ。
- 05 Dizzy Fingers / Ethel Smith <2009年4月Daytime選曲より>
- ピアニストのエディー・デューチンの持ちネタ曲。ヒットした映画「愛情物語」ではカーメン・キャバレロの演奏が素晴らしい。スリー・サンズ、ディック・コンティーノらのカヴァーも良い。最近ではオランダのボー・ハンクスがカヴァーしている。エセル・スミスは美人オルガニストで大人気だった。
- 06 A Walk In The Black Forest / Froyd Cramer <2009年4月Daytime選曲より>
- プレスリーのナッシュビル・レコーディングにも参加していたC&W出のピアニスト。「ラスト・デート」「こだまに乗って」など、大ヒットシングルも数枚。古い名曲のカヴァー。
- 07 Lover / Les Paul & Mary Ford <2009年4月Daytime選曲より>
- スリー・サンズとレス・ポールだけで選曲が可能なほど幅広く、どれも優れた録音を残している。ギターの名前で有名だが、それ以上の天才。メロリー・フォードの歌も絶妙だが、今回はインスト。
- 08 Parade Of The Wooden Soldier / The Three Suns <2009年8月Daytime選曲より>
- クラシック音楽のポップスアレンジの中で、最もよく知られているのがこの「おもちゃの兵隊の行進曲」。この音楽を聞くとお昼の料理番組を思い出す人も多いのでは。そういう点ではぼくも同じで、ランチタイム・ミュージックというジャンルがあるのではないかと思ってます。
- 09 Alley Cat / Chow Chow Cats[初選曲 ~5月にリリースされる細野晴臣プロデュース・アルバム"Promenade Fantasy"より。細野晴臣の新グループの演奏。]
- 10 Mam'selle / Miharu Koshi[初選曲]
- 11 Calcutta / Lawrence Welk & his Orchestra <2010年1月Daytime選曲より>
- 1960年代初頭、ラジオのヒットパレードでは毎日のようにかかっていた曲です。ローレンス・ウェルク楽団という名前はその時に知ったわけですが、後々現在に至るまで影響され続けています。50年代のアメリカで国民的人気番組だったのがローレンス・ウェルク・ショーで、それを見て育ったアーティストも多いのです。汲めども尽きない豊かな音楽の宝庫。
- 12 Chinatown, My Chinatown / Lenny Dee <2010年1月Daytime選曲より>
- 20年ほど前に中古でボロボロのLP盤を何気なく買ったのがレニー・ディーでした。溝の減ったレコードはノイズだらけでしたが、そのオルガン・サウンドに魅了されて、ラジオ番組のテーマ・ミュージックにも使ってしまいました。今だに健在なディーさんの画像をYouTubeでも見ることができます。南部の豪快なオッサンなんです。
- 13 Humoresque / Guy Lombardo & his Royal Canadians <2010年1月Daytime選曲より>
- ドヴォルザークの作品で「ユーモレスク」です。名曲というだけでは収まらない、深い悲喜の気持ちが感じられる音楽で、ぼくにはとても大事な音楽のひとつ。ここでは1940~50年代に人気を博した大衆音楽の巨星、ガイ・ロンバード楽団が「喜」に焦点を当てた編曲で、楽しく演奏してます。
- 14 Portrait Of A Flirt / David Rose & his Orchestra[初選曲]
- 15 Lisbon Antigua / Nelson Riddle & his Orchestra <2009年4月Daytime選曲より>
- シナトラの編曲で名を残した。楽団のリーダーでもある。映画音楽も多い。ゴージャスなフル・オーケストラ・アレンジが特徴。
- 16 Delicado / Percy Faith & his Orchestra[初選曲]
- 17 Cadillac / Nino Rota[初選曲]
- 18 African Beat / Bert Kaempfelt & his Orchestra[初選曲]
- 19 La Valse Au Village / Jean Sablon <2009年6月Nighttime選曲より>
- 1906年生まれのジャン・サブロンはフランスのクルーナーの創唱者。それまでのオペラのような歌い方ではなく、マイクを使って囁くように甘い声で歌い、フランスのビング・クロスビーと呼ばれてとても人気がありました。クラーク・ゲーブルのような髭と微笑みでダンディーな面持ちです。アメリカに渡って数々のビッグバンドと共演したり、多くのスタンダードを歌いましたが、これは「村のワルツ」という古いシャンソンです。演奏はワル・ベルグ・オーケストラ。(by コシミハル)
- 20 A Paris / Michel Legrand & his Orchestra <2010年1月Daytime選曲より>
- フランス・シャンソン界で異彩を放つFrancis Lemarqueの1948年作品。イブ・モンタンが歌ってヒットしました。ルマルクは自分でも歌い、そして口笛の達人でもありました。盟友ミシェル・ルグランのレコーディングで聴かれるこの素晴らしい口笛もルマルク本人です。
- 21 Pizzicato Polka ~ Typewriter / Miharu Koshi[初選曲]
- 22 Manhattan Minuet / Raymond Scott <2009年4月Daytime選曲より>
- つい最近まで知られていなかった天才。そのユニークな音楽の味を知ればやめられない。現在音楽仲間の岡田崇君がトリビュートを制作中。
- 23 Three O'clock In The Morning / Bert Kaempfelt & his Orchestra <2009年4月Daytime選曲より>
- ドイツはムード音楽のメッカだ。米国でも大ヒットさせている。この楽団の大ヒットカヴァー、「Till」がかかるとお店の閉店や下校時間を思い出す。
- 24 Poinciana / The Smith <2009年4月Daytime選曲より>
- 後世に名が残らなかったコンボだが、ハープを主体にしたユニークでエレガントなスタイルだ。名曲のカヴァー。
- 25 Sunrise Serenade / Dick Contino <2009年4月Daytime選曲より>
- 醜聞の多かった二枚目俳優兼アコーディオニスト。CDが出ていない。ジェームス・エルロイの小説に実話として取り上げられたノワールな人間だが、音楽はそれとは関係なく素晴らしい。
