2016/9/9(金)〜9/28(水)
現在、地球上で発見されている生物は約174万種といわれますが、多くの種が、人間の活動(農薬使用や乱開発、過剰捕獲、戦争)の影響によって、種の存続危機に直面しています。国際自然保護連合(IUCN)が2015年に発表した「絶滅の危機に瀕している種のレッドリスト」には2万2784種の生き物が記載され、そのうち哺乳類や魚類などの脊椎動物だけでも7713種。そうした動物たちの姿を、岩合光昭氏をはじめ、国内外の第一線の写真家たちがとらえました。野生動物の息遣いや体温までも感じられる奇跡のショットを厳選し、約100点を展示します。