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【アートコンペ】最終審査に進む6作品が決定しました。

2016年8月1日

2次審査の様子

2次審査の様子

243点の応募作品の中から、1次審査(書類審査)、2次審査(公開プレゼンテーション)を経て、最終審査に進む6作品が決定しました。
これらの6作品は、実際に東京ミッドタウン「プラザB1」にて展示され、2016年10月4日(火)に行われる最終審査(実物審査)により、グランプリ、準グランプリ、優秀賞が決定します。

最終審査に進む6作品 (作家名50音順)

Twistripe

<作品名>
Twistripe

<作品コンセプト>
都市全体から感じられる圧倒的なパワーは、植物が持つ躍動感や力強さと似ています。
それは東京という都市が、植物のように「成長」をつづけているからです。
そして「工事中」の象徴であるトラロープから生み出された有機的なこの作品は、都市と植物、双方のイメージを併せ持ちます。
そこに、成長しようとする意志のようなものを感じてもらえたら、と思います。

大塚功季

<作家名>
大塚功季

<職業>
学生

<所属、出身校>
2016年 愛知県立芸術大学大学院 在籍

最初の造形は決めながらも、ロープのストライプに「生み出される」造形であり、物質にひそむ自然の力を引き出している。シンプルな規則性の生む立体の醍醐味がある。さりげなく見えて、実は計算された展示を。置き方の工夫にも期待する。

意識の表象

<作品名>
意識の表象

<作品コンセプト>
今回の作品「意識の表象」は、これまで制作をしてきた糸を使った彫刻作品シリーズの延長上にありながらも、絵画的な視点を持ち込んだものである。幾何学や黄金比、トラス構造などと対話してきたこれまでの制作から、自分の中に表象として浮かんできたものを、ドローイングによってすくい上げた。象徴的であり、視覚的な現象を纏った今作が、多くの人の目に言語外のメッセージを刻むことを願う。

後藤宙

<作家名>
後藤宙

<職業>
学生

<所属、出身校>
2016年 東京藝術大学大学院 在籍

これまでの作品で、美しく糸の効果を実現していながら、あえて立体性を除く新作に挑もうとしている点と、緻密な造形力と美しさの追求が評価できる。糸造形の美しさは光を巻き込むことにもあるので、展示方法を工夫してほしい。

時を纏う

<作品名>
時を纏う

<作品コンセプト>
服は着ていた人の記憶や想いを詰めた抜け殻。そして人は服を纏って社会に所属し生活を送る。
実家に残っていた高校の制服を見た時にそれだけが当時のまま変わらずに存在し、自分だけが時を刻んでいるように感じた。服に残る傷や汚れからは、過去の記憶を呼び私に大切な何かを訴えかけてくる。生きる場所や性別など、服は個の存在を示す。しかし、誰にでも変身できる危ういものであるかもしれない。

齋藤詩織

<作家名>
齋藤詩織

<職業>
学生

<所属、出身校>
2016年 東北芸術工科大学 在籍

絵に大変魅力があり、素晴らしい。ただ、それは作家自身の子供の頃の興味や、思い出と密接に結びついているからこそだと思う。作品コンセプトと表現提示の仕方には矛盾も見られたので、コンセプトを整理し、可能な限りそのギャップを埋めてほしい。

底なしの渇き

<作品名>
底なしの渇き

<作品コンセプト>
人々の行き交う場所に、まるで忘れ物のようにぽつんと置かれた紙袋。
道行く人の視線が向けられるその紙袋の中には一体なにがあるのか。
満たされた水、底に続く深い穴。
その不安定な風景に、あくなき欲望を垣間みる。

副島しのぶ

<作家名>
副島しのぶ

<職業>
学生

<所属、出身校>
2016年 東京藝術大学 在籍

水栓が紙袋の中にあるところはかなりインパクトがあり、意欲的なコンセプトであると思う。2次審査で語られたコンセプト通りに、自然に東京ミッドタウンという街に存在させるには、ある程度高度な「造り」としての完成度が必要。作品の存在感が希薄にならないよう期待する。

稜威母

<作品名>
稜威母

<作品コンセプト>
「稜威母」 とは 日本の女神 イザナミの別称です。出雲の国の「いずも」の語源とも言われています。
枯れてしまっても生命の強さを見せる盆栽と、六本木という街のノイズの中で育っていく流体物…
生と死、現実と虚構の中を「あいまい」に漂う「雲」のような作品です。

FUKUPOLY

<作家名>
FUKUPOLY

<職業>
デザイナー

<所属、出身校>
2000年 武蔵野美術大学 卒業

枯れ盆栽をスタートとしながらも、流体シミュレーションすることでの形状が様々なものを想起させる。説明過多になっているきらいがあるので、その点は留意したほうが良い。作品の持つ魅力を考え直してみてほしい。

波と椅子

<作品名>
波と椅子

<作品コンセプト>
ここではないどこかへと思考を巡らせる事ができるならば、パブリックアートにも存在する意義はあるのだろうと思います。街行く人々、各個人にとって特別な作品となる事は、とても難しいですが、少しでも多くの人がこの作品に歩みを止めて、ほんの少しの間でも遠くに思考を巡らせる事ができるならば、そんなに嬉しい事は他にありません。それこそがアートが本来持っている伝達の力であり、可能性であるからです。

山口正樹

<作家名>
山口正樹

<職業>
アーティスト

<所属、出身校>
2003年 多摩美術大学大学院 修了

感性と理性、混沌と秩序の対比が面白い。圧倒する造形力で周囲の空気を変えられる作家だと期待がもてた。実際の作品の波の表現にも期待する。ガラスの台座が効果的になるよう留意して作品制作を進めてほしい。

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