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MIDPARK PROJECT 2010「東京のまんなかでいちばん気持ちのいい場所になりたい」をテーマに、都心の豊かな緑とともにあるライフスタイルを提案します。
Vol.3 chamaさん

「こころが無になる夏の午後」街の喧噪が届かない場所で手足を芝生の上に投げ出す瞬間は、きっとこころをも解き放てる貴重なひととき。ヨガに出会い緑との時間が増えたというchamaさん。光や風、水音に満ちた空間では自然とこころが無になっていくそうです。

【chama】 ちゃま・1967年東京生まれ。TYG/TOKYOYOGAディレクター。TOKYOYOGA青山・渋谷での指導のほか、全国各地でヨガ講座を開催。ヨガDVDやCMのポーズ監修なども行う。

マウンテンバイクに乗って颯爽と姿を現したのは、ヨガインストラクターのchamaさん。視界に入る緑が多くなってくると自転車を降り、ゆっくりと歩き始めました。その足の運びに迷いはありません。
「普段から自転車で移動しているのですが、途中で緑がある場所を見つけるとよく立ち寄ります。ヨガマットを敷いてストレッチをしたり、パソコンを開いたり、ただただぼ〜っとしたり……過ごし方はいろいろです。僕は東京生まれ・東京育ちなんですけれど、3年前に伊豆高原に引っ越しました。とはいえ、週の大半は仕事のため東京で過ごしています。ただ、離れてみて気付いたことがあって、東京って実は都心ほど緑が多いところなんですよね」

chama

水音に誘われ木の影にうながされ気の向くままに

緑

噴水がある池のほとりに着いたところで、おもむろにベンチに寝転ぶchamaさん。しばし目を閉じ、水音や風が揺らす木々の音に耳を傾けています。
「僕、水の音が大好きなんです。こんなふうによく晴れて暑い日は、水が流れる音を聞いているだけで涼しくなりますよね。それに、緑に囲まれた中では車のクラクションや街の喧噪も届きません。ここが都心だということを忘れてしまうくらい。耳に届く音が自然のものだからこそ、身体の力を抜き、こころを無にできるんです。緑と水がある場所を見つけたら、こうして寝転がって水や風の音に耳を澄ませています」
寝転ぶ場所は、気分や目的、時間帯、季節によって変えるのだとか。木の影が延びてきたのを感じて、chamaさんは「少し移動しましょうか」と、今度は池の対岸へ。ひんやりとした土の匂いが香る芝生の上にヨガマットを敷き、ストレッチが始まりました。大きく息を吸い込み、身体と対話するように丁寧に節々を伸ばしていきます。ときどき動きを止め、ぼんやりと周囲を見渡したり、身体の向きを変えてみたり。風向きによって届く水しぶきも、日射しを浴びた身体には心地よく感じられます。

豊かな緑に囲まれて 疲れまでほぐれていく

「僕がこの場所に来るのは、日々の生活の中で緑を欲していることももちろんですが、ここに集まる若い人を見て、刺激を受けたいという気持ちもあるんです。実はここ、自分が10代の頃から来ていた場所なんですよね。当時はもっぱら夜、仲間と一緒に来る“遊び場”という感じだったんですけれど。20代でヨガに出会い、30代半ばから本格的に取り組むようになった中で、考え方やライフスタイルが変わっていくと同時に、自然との付き合い方も変わりました。今では身近なところに緑がないと息苦しいほど。それもあって、スクールを開く時は近くに緑があることを意識したんです。それがきっと、生徒さんたちにもいい影響を及ぼすと思ったので。通勤の途中で木々を眺めたり、ちょっと空いたわずかな時間に緑に近づくだけで、僕自身も心がふっと軽くなるんです」



Vol.3_Parson chama

chama

The staff's notes

「東京って実は都心ほど緑が多いところなんですよね」。そんなchamaさんの言葉の通り、東京ミッドタウンも都心に広がる緑と水が気持ちのよい場所です。“森の湧水”をイメージした噴水を通り抜けると、ガーデンからは小川のせせらぎ音が聴こえてきます。この小川は、夏の期間「ASHIMIZU」エリアに様変わり。暑い夏の日、小川に足を浸して夕涼みはいかがでしょうか? 8月29日(日)までは芝生広場で、水しぶきが花火のように夜空を舞う「MIDTOWN WATER WORKS」も開催中です。緑に囲まれながら涼を感じる、都心の夕涼みをゆっくりとお楽しみください。[M]

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