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Tokyo Midtown Award 2008 結果発表

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Tokyo Midtown Award 2008 デザインコンペ結果発表

概要

テーマ Japanese New Souvenir 日本の新しいおみやげ
審査員 小山 薫堂、柴田 文江、内藤 廣、原 研哉、水野 学
[一般の部]
グランプリ(賞金100万円) ─── 1点
準グランプリ(賞金50万円) ─── 1点
[学生の部]
グランプリ(賞金50万円) ─── 1点
準グランプリ(賞金50万円) ─── 1点
[審査員特別賞]
賞金5万円 ─── 5点
応募期間 2008年6月30日(月)~8月12日(火)

受賞作

一般の部

グランプリ(賞金100万円)
東京ミッドタウン・オーディエンス賞

【受賞者】
近藤 真弓 東京都出身、在住

【受賞作】
さくら石鹸

近藤 真弓

春になると満開に咲き誇り、やがて散り消えゆく桜。古来から日本人は桜の満開をハレとして尊ぶだけでなく、散りゆく姿に儚さや無常観を見出し、愛でてきました。春が来る度見る者を楽しませ、日本人に愛される桜は日本のおもてなしの形の一つといえます。さくら石鹸は桜の花びらに見立てた石鹸で、手のひらで静かに溶けてなくなる花びらは、使う人に桜の繊細な美しさと儚さを感じさせます。

準グランプリ(賞金50万円)

【受賞者】
ワビサビ 北海道出身、在住

【受賞作】
AIR-BONSAI

ワビサビ

「ダッコちゃん」などでおなじみの「ビニール人形」の技術を駆使した「ビニール・ボンサイ」です。「ボンサイ」の造形美は日本独自のものであり、その美しさは世界中の人々を魅了するでしょう。しかし、簡単に「おみやげ」になるものではありません。そこでペチャンコにして持ち運べる「AIR-BONSAI」を思いつきました。代表的な松の盆栽をモチーフに、日本のPOPカルチャーをミックスした愛らしさボンサイを目指しました。

よろいT

佳作(賞金30万円)

【受賞者】
YEN! 東京都在住

【受賞作】
よろいT

YEN!

あからさまなデザインのお土産Tシャツではなく、そこはかとなく日本の文化を感じさせるお土産Tシャツの提案です。モチーフとするのは日本の戦国時代の当世具足と言われる鎧。当時の鎧は、防御としての機能と、武将の自己主張を兼ね備えたデザインを施すので、現代のTシャツの感覚と近い物があり、ベースのT シャツと同色の刺繍によって表現することにより、普段使いでも着れる、お土産Tシャツになります。

学生の部

HINOMARU

グランプリ(賞金50万円)

【受賞者】
望月 未来 愛知県出身、在住
愛知教育大学 4年

【受賞作】
HINOMARU

望月 未来

日本の国旗に描かれている日の丸から着想を得た。このペーパーウェイトが真っ白な紙の上に置かれるたび、世界中どこにいても日本が思い起こされる。

準グランプリ(賞金30万円)

【受賞者】
小島 梢 
愛知県出身、神奈川県在住

【受賞作】
JAPANESE、FACE

小島 梢

日本の「顔」を施したフェイスパック。日本独自の「顔」の文化を日本の「顔=代表」として表現したお土産です。なかなか体験する事ができない日本の「顔」を美しくなるまでの待ち時間に、楽しむ事ができます。古くから伝統として受け継がれていはいるものの、日常には浸透しにくい一見距離を感じる文化を、日常に浸透している文化に取り入れる事で、より身近な文化に感じてもらいたいです。

水引香

佳作(賞金10万円)

【受賞者】
居郷 翔 東京都出身、在住
千葉工業大学 4年住

【受賞作】
水引香

居郷 翔

日本の旅を、日本の香りを嗅ぎながら思い出してもらえたらと思って香りをテーマにした。また、水引には「結ぶ」という意味があるので、もう一度日本に来てもらえるようにという願いを込めた。

審査員特別賞

小山薫堂賞

【受賞者】
冨田 知恵 
千葉県出身、在住

【受賞作】
つまらないものですが。

冨田 知恵

日本では、人に何かを献上するときに「つまらないもの」と表現する。この体(てい)を保てば、国内で何を選んでも日本のおみやげとして成立できるのではないだろうか。何かカタチを作るとすれば、この概念の解説を付け足すことだろう。パッケージ等に同居させやすいものとして、ステッカーを制作する。老若男女の経済状況や国籍に対応できるものとして、その選択肢を拘束しない日本の新しいおみやげのありかたそのものを提案した。

Moustache FUJI

柴田文江賞

【受賞者】
竹内 真里子 
愛知県出身、東京都在住

【受賞作】
Moustache FUJI

竹内 真里子

日本の象徴である富士山と、世界の人々のアピールポイントである髭を組み合わせ" Moustache FUJI" を、日本の新しいおみやげとして提案する。日本独自のおもてなしの精神を尊び、存在感を示しながらも主役になるのではなく、あくまでも利用者や場を引き立て相乗させるものこそが日本のおみやげと考える。" ひげんごコミュニケーションツール" として、アレンジも楽しみながら、Meeting・ Party・ Summitなどで利用することによる効果は大変大きい。

くつくつした

商品化後販売中
2009年グッドデザイン賞受賞

内藤廣賞

【受賞者】
村山 譲治 埼玉県出身、在住

【受賞作】
くつくつした
商品化決定 砂山靴下株式会社

村山 譲治

日本特有の文化「靴を脱いであがる」ということ。ここから生まれたおもてなしの心・作法も多いように思う。その行為は疲れた体と心を癒す。その快感を知ってしまった外国人も多いはず。これを何かおみやげと繋げられないだろうか。そんな思いから、「くつくつした」は生まれました。外国で履けば、靴を脱いでいることを知られずにリラックスできる。全く日本の姿をしていない日本ならではのおみやげ。国内での使用には注意が必要。

Sushi侍すとらっぷ

原研哉賞

【受賞者】
鯨井 みなみ 埼玉県出身、在住 佐藤栄学園 栄東高等学校 1年

【受賞作】
Sushi侍すとらっぷ

鯨井 みなみ

日本らしさとして寿司と侍が浮かんだのでコラボしました。

水野学賞

【受賞者】
鈴木 啓太 
愛知県出身、東京都在住

【受賞作】
冨嶽百九十三景

鈴木 啓太

グラスに、日本の象徴ともいえる富士山の姿を重ねました。世界各国の様々な飲み物が注がれると、金色に光り輝く富士や、朝日に染まった赤富士、緑や雪に覆われた優美な富士など、様々な表情の富士が現れます。葛飾北斎は浮世絵で「冨嶽三十六景」描き、富士の美しい姿や日本の文化を世界に伝えました。私はこのグラスで、世界193カ国に、日本の美しい四季や秀麗な富士の姿を思い出させてくれる「冨嶽百三十九景」を描き出したいと思っています。

審査員コメント

小山薫堂
小山薫堂(放送作家)
今回が初めての開催にも関わらず、こんなにたくさんの作品の応募があったということ、そして学生と一般の部の差がほとんどないレベルの高さに驚かされました。反省点としては、「もてなし」というテーマを入れたことで、応募者に少々困惑した様子が見られたこと。来年の課題テーマを考える上での、審査側の課題になったと思います。全ての作品に賞をあげることができないのが惜しく、もったいないものばかりでした。自分自身の発想のとてもよい刺激になり、心地良い時間を過ごさせていただきました。
柴田文江
柴田文江(インダストリアルデザイナー)
旅の思い出を分かち合いたいと思う心や、自分の国を知ってほしいという気持ち、贈る相手を思いやり何が喜ばれるか考える気配りをカタチにした作品が多くみられることから、お土産とはそれ自体が「おもてなし」の表現なのだと再認識させられたコンペでした。デザインという枠を飛び出すような楽しいアイデアや、日本らしさを再構築した表現など、本コンペのテーマならではの作品の幅広さにワクワクしながら審査をさせていただきました。
内藤 廣
内藤 廣(建築家/東京大学大学院教授)
まず最初に、千点近くに及ぶ応募数の多さに驚きました。どれも、そのまま具体化してみたいようなものばかりでした。今回の試みに対する学生やデザイナーの関心が、きわめて高かった証です。日本のデザインもまだまだやれる、いや、もっとやれる、と思いました。ここ数年、韓国勢の台頭ばかりが目立つデザイン界ですが、それはデザイナー個々の能力というより、デザインに対する認識の甘い組織の側の問題なのだ、ということを強く感じました。物理的資源の乏しい我が国では、技術と品質はもちろん大切な資源ですが、最終的にそれを社会に結びつける優れたデザイナーも貴重な知的資源であることを理解すべきです。デザインに関するこうした試みを立ち上げ、新たな街作り活動の核としていこうという主催者の姿勢と意欲に敬意を表したいと思います。
原 研哉
原 研哉(グラフィックデザイナー)
おみやげには、品質や風格が問われる「特産品」的な側面と、キッチュさや笑いが問われる「観光物」とでも呼ぶべき側面があり、そのどちらを重視するかのバランスが難しかった。審査員全員が意識したのはその点であったと思う。全体の印象では学生のほうがが一般よりも肩の力が抜けていた分、自由であった。
水野 学
水野 学(アートディレクター)
今回のコンペでは、日本人であれば誰もが知っているようなモチーフを使った作品が数多く見られました。デザイン大国となりつつある日本には、きっと何らかの「仕掛け」があるのではないだろうかと感じます。日本には四季があり、島国として守られてきた歴史があります。また、八百万の神という考え方のおかげか、あらゆるものに対して畏敬の念が深いように思います。そのためか、感性が豊かな人が多いと感じるのです。計算、記憶、情報の整理等の作業を人間の代わりにこなしてくれる「コンピュータ」という便利な機械を誰でもが使えるようになりつつある現代においては、『感性』や『センス』、そして『デザイン』が一層求められていくと思います。20年後、このコンペで排出された日本人のデザイナーが、さらに世界を席巻していることを期待します。

審査風景

審査風景

総括

デザインコンペは、「Japanese New Souvenir 日本の新しいおみやげ」をテーマに公募し、6月30日から8月12日の応募期間中に、海外を含め一般の部に713件(応募者536人(組))、学生の部に389件(応募者353人(組))、総計1,102件(応募者889人(組))の応募を集めました。14歳の中学生から、73歳まで年齢も職業も幅広くさまざまな方が参加し、8月20日の審査会では、第一部で入賞候補の選出を行い、第二部では長時間にわたる論議の末に、一般の部・学生の部から「グランプリ」各1件、「準グランプリ」各1件、「佳作」各1件、計6件を決定。また、全体から審査員各自が選んだ審査員特別賞計5件を決定しました。ご応募いただきました全ての皆様にお礼申しあげます。なお、東京ミッドタウンでは受賞作の商品化サポートを行ない、受賞者がこれを契機に世界にデビューしていくことを支援していきます。

協力
東京ミッドタウン・デザインハブ(http://www.designhub.jp/
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