
映写車「電氣作用活動座」
親指姫(丹羽優太+下寺孝典)
Thumbelina
(Yuta Niwa + Takanori
Shimodera)

作品紹介
映写機や砲台から着想を得た映写車「電氣作用活動座」は自由に移動し、あらゆる場を劇場へと変貌させる。場によって縛られないその姿は映画館のできる前の時代を思い起こさせる。そこから映し出される“黒い何か”。江戸時代のなまず絵をも彷彿とさせる“黒い何か”がアニメーションによって動き出す。それは何を思い蠢いているのだろう。
映写車「電氣作用活動座」が街に繰り出し“黒い何か”が投射された時、いつもの日常が非日常へと塗り替えられる。
[素材] 木、鉄、アクリル、車輪
見どころポイント
水墨を用い描いたアニメーションが、映写車「電氣作用活動座」によって投影される。描かれる黒い何かは、何を思い蠢くのか。それに出会った時、いつもみている景色が、ほんの少し違って見えるかも。

親指姫(丹羽優太+下寺孝典)
画家の丹羽優太と屋台研究家の下寺孝典によるユニット。2021年結成。
- 2019年
- 「片岡真実キュレーション「KUADANNUAL 2019 宇宙船地球号」」
(旧京都造形芸術大学/東京) - 2021年
- 「やんばるアートフェスティバル2020 - 2021 山原知新」
(やんばるアートフェスティバル実行委員会運営事務局/沖縄) - 2021年
- 「たえて日本画のなかりせば 上野公園編」(東京都立上野恩賜公園/東京)
- 2021年
- TOKYO MIDTOWN AWARD 2021 アートコンペグランプリ(東京ミッドタウン/東京)
-
WEBサイト
- http://www.yutaniwa.com(丹羽優太)
https://www.taiya.asia(下寺孝典)