脱皮 Performance
脱皮パフォーマンスでは先端的なテクノロジーを駆使したプロジェクトが登場します。
AIなどテクノロジーと人間の創造性に迫る脱皮ミュージックコンサート、都市に新しい祭を生み出すパレード、従来の音楽と祭の脱皮をお楽しみください。
DAPPI MUSIC
PERFORMANCE
- 日時
- 18 : 30 ~ 19 : 30(開場 18 : 00)
- 場所
- ミッドタウン・ホールA
- 参加費
- 無料
- 協力
- ヤマハ株式会社
- 事前申込制
※英語は日本語に逐次通訳されます。
コンピュータやAIが生み出す新しいクリエイションが今、注目されています。人間が担ってきた創造の領域を、新しい技術はどのように広げていくでしょうか。一方で人間にしか生み出せない音楽やアートの表現とはどのようなものでしょう?このパフォーマンスでは、既存の表現から脱皮しようとする新しい音楽とヴィジュアライゼーションを紹介します。
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- Part 1
- Piano Performance「Piano Sonata(Philip Glass)」
Pianographique - Piano Music meets Digital Images - ARTIST
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- 滑川真希(Piano)
- Cori O'lan(digital realtime visualization)
- Ars Electronica
- 人間による演奏と、その演奏によって自動生成されていくコンピュータ映像のパフォーマンスです。
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- Part 2
- Dear Glenn, Yamaha A.I. Project with Akiko Nakayama
- ARTIST
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- Glenn Gould as A.I.
- 中山晃子
- Ars Electronica Futurelab
- 亡きピアニストの演奏を機械学習し、自動演奏するAIによる音楽パフォーマンス。今回は人の手でリアルタイムに生み出されるヴィジュアルとのスペシャル・コラボレーションです。

滑川真希(Maki Namekawa)
コンサートピアニスト
©Andreas H. Bitesnich
欧州に拠点を置き、ニューヨーク、ウィーン、ロンドン、パリをはじめ世界各地で演奏活動を行う。フィリップ・グラスとのコラボレーションをはじめ、現代を代表する作曲家たちの楽曲演奏で高い評価を得ている。https://www.makinamekawa.com/

中山晃子(Akiko Nakayama)
画家
©Haruka Akagi
液体から固体まで様々な材料を相互に反応させて絵を描く「Alive Painting」というパフォーマンスを行い、科学・物理の法則に基づく現象や現れる色彩を、生物や関係性のメタファーとして生き生きと描く。http://akiko.co.jp/
Presenter
- ・東京ミッドタウン 未来の学校祭プロデューサー 藤谷菜未
- ・アルスエレクトロニカ フューチャーラボ 共同代表 小川秀明
- ・ヤマハ株式会社 ブランド戦略本部 嘉根林太郎
作曲家フィリップ・グラス氏による「Piano Sonata」(ピアノ演奏:滑川真希)が日本で初演奏された際のビデオメッセージ
ヤマハ株式会社『Dear Glenn』メイキング
ぶくぶくカーニバル
- 日時
- 15 : 00 ~ 15 : 30
- 場所
- アトリウム(ガレリアB1)
- 参加費
- 無料
- 事前申込不要
海底からやってきた3人のミュータントとともに、東京ミッドタウンの中をパレードします。都市に生み出される新しい祭を、一緒に体験してください。どなたでもご参加いただけます。
※第9回「デジタル・ショック」連携企画、共催:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
デジタルショックについて詳細はこちら
Guillaumit and Les Plasticiens Volants(ギヨミット アンド レ・プラスティシアン・ヴォラン)
アーティスト
©Renaud Monfourny
ギヨミットは、衣装やポスター上の3Dアニメーションを操作できる拡張現実のアプリケーションを開発するアーティスト。 ボルドーのカーニバルの芸術監督も務める。今回はレ・プラスティシアン・ヴォランとのコラボレーションでコスチュームを制作する。https://guillaumit.tumblr.com/http://www.plasticiensvolants.com/

海藻姉妹
わかめ、めかぶ、からなるユニット。わかめはサクソフォンを、めかぶは鍵盤楽器を演奏。千代田芸術祭2013音部門において、岸野雄一賞を受賞。2014年12月に3331 Arts Chiyodaにて行われたワンマン2Daysは大成功に終わる。第8回下町コメディ映画祭「ビートたけしリスペクトライブ」に出演。第68回さっぽろ雪まつり×札幌国際芸術祭2017『トット商店街』で音楽を担当。2015年9月にCD&DVD「海底演奏会実況盤」をoutonediscよりリリース。現代音楽から祭り囃子、昭和レトロまでを軽々と横断する超絶技巧のユニット。

岸野雄一
1963年、東京都生まれ。東京藝術大学大学院映像研究科、美学校等で教鞭をとる。「ヒゲの未亡人」「ワッツタワーズ」などの音楽ユニットをはじめとした多岐に渡る活動を包括する名称としてスタディスト(勉強家)を名乗る。地下鉄駅構内、銭湯やコンビニ、盆踊り会場でDJイベントを行うなど常に革新的な場を創出している。2015年、『正しい数の数え方』で第19回文化庁メディア芸術際エンターテインメント部門の大賞を受賞。2017年、さっぽろ雪まつり×札幌国際芸術祭2017「トット商店街」に芸術監督として参加。