TOKYO MIDTOWN DESIGN TOUCH

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うみのハンモック

遠くから眺めると大小の波が広がる約36m×12mの巨大なインスタレーションが、芝生広場に登場します。海の波のように見えるのは連なるハンモックとタープ。自由に休んだり、遊んだりすることができます。ハンモックとタープの素材は、廃棄された漁網をアップサイクルした糸です。海洋汚染や生態系へ影響が問題となっている海洋ゴミを、循環のデザインにのせることで、“めぐる”モノとして人々につなげる試みです。展示が終わると素材は再利用され、さまざまなモノに再び生まれ変わります。ハンモックに揺られたり、タープの下で過ごしながら私たちの生活をとりまく自然環境に思いを巡らせてみてください。

期間
10月14日(金)~11月3日(木・祝)
時間
11:00〜21:00荒天中止
場所
芝生広場
料金
無料
クリエイター
建築家・永山祐子
作品協力
株式会社リファインバースグループ、日本製網工業組合、橋本産業株式会社、モリトアパレル株式会社、兵庫県鞄工業組合、大光電機株式会社
主催
東京ミッドタウン
  • 大小の波が広がる約36m×12mの巨大なインスタレーション
  • 大小の波が広がる約36m×12mの巨大なインスタレーション

クリエイター

永山祐子
©Kazumi Kiuchi
永山祐子Yuko Nagayama

1975年生まれ。昭和女子大学生活美学科卒業。2002年永山祐子建築設計設立。主な仕事に「LOUIS VUITTON 京都大丸店」「丘のある家」「豊島横尾館」「ドバイ国際博覧会日本館」。主な受賞歴にJIA新人賞(2014)、東京建築賞優秀賞(2018)、照明学会照明デザイン賞最優秀賞(2021)。現在、「東急歌舞伎町タワー」(2023予定)ほか複数の計画が進行中。
https://www.yukonagayama.co.jp/

クリエイターメッセージ

私たちの身の回りにある“モノの循環”について考えたとき、海洋ゴミが浮かびました。海に囲まれた日本の海岸には遠く海外からゴミが流れ着き、美しい海の表面はマイクロプラスチックに覆われています。大きな波を描くハンモックは、海ゴミの漁網を再利用したオリジナルの網で作られていて、展示が終わると再利用され、様々なモノに生まれ変わります。ハンモックに揺られながら、私たちの生活を取り巻く自然環境に思いを巡らせてみてください。

DESIGN TOUCH Conference

DESIGN TOUCH Conference

10月28日(金)カンファレンスにて講演いたします。

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