各国デザイナー
港区に拠点を構える世界各国大使館の国々のデザイナー、作家。
港区に拠点を構える世界各国大使館の国々のデザイナー、作家。
公式な"Intellectual landscape(知的景観)"は、世界の美を表現するゾヤ・スコロパデンコ(Zoia Skoropadenko)氏の果てしない旅から生み出されたシリーズです。人々は日々の生活に追われて忙しすぎるため、身の回りの美しい風景を眺めることはめったにありません。また、現代の風景は、たいてい建造物や広告などで汚されています。自然の美がなかなか見つからないことも珍しくありません。ゾヤ氏は細部を切り捨て、風景のエッセンスを抽出することで、彼女の作品を鑑賞する人に自分自身の内なる目で見て想像するための余白を提供します。彼女は現在、画家として豊かな風景を表現しています。小倉遊亀を始めとする日本の著名な画家、北斎の風景画、セザンヌの色使いに大きな影響を受けたスコロパデンコ氏は、明瞭な視界、はっきりした線、大胆な形といった日本の芸術哲学を取り入れています。 (2020年作成)
この作品は、国内でも伝統的アートと色彩が溢れるプヒリ地区から、重なり合う単色によるグラデーションと、使用される色相の明るさが特徴であるティグアコミュニティーの絵画にフォーカスしたものです。幼少の頃、プヒリ出身の祖父が聞かせてくれた魔法の物語を想起させてくれます。 (2020年作成)
古代キルギスでは、女神ウメイの装飾品が子どもや母親を悪いものから守ると信じられていました。ウメイが子供から長い間離れると、その子供は病気になり、祈祷師はウメイを呼び戻そうとします。眠っている赤ちゃんが笑顔ならウメイは近くに居るということを、泣いていればウメイが去ったことを意味します。 (2020年作成)
ニカラグアの美しい色とユニークなデザインで人々が笑顔になり、幸せな気持ちになって欲しくてこの作品を作りました。 (2020年作成)
この作品は基礎的な形を幾何学的図形として使用し、重ね合わせた様々な要素が全体を形作っています。それらは全ての人の目に入る要素でありながら、どうすれば良いのか誰もわからない、そういったものを使うのが私にとって重要なのです。 (2020年作成)
ハンガリーで最も愛されたアニメ作家、故チュカーシュ・イシュトバーンに尊敬と追悼の意を込めて、彼が生みだした愉快なキャラクターたちをイースターエッグに見立てて楽しく表現した鯉のぼりに仕上げました。また、母国ハンガリーの国旗の色や伝統模様を意識しています。
※鯉のぼりは、ツァコー・フェレンツ、クラコヴスキ・マリア、レーヴァイ・シャンドル、ポロシュケイ・ジュラ、シャイディク・フェレンツ、サボー・ラースローのグラフィックデザインを使用して作成されました。
(2020年作成)
フランスは海に囲まれた国ですが、さまざまな特色ある島々もあります。 私はこうしたところで受け継がれてきたすべての伝統も取り入れ、フランスのバックグラウンドを強調するデザインを作り出したいと思いました。このこいのぼりに用いた模様は、フランスの国土だけでなく、海や水に近い要素も表現しようとしました。こいのぼりは、そうした表現をするための完璧なキャンバスだと思いました。 (2020年作成)
このこいのぼりのデザインは、ブラジルのすばらしさを表すいくつかの要素を表現したものです。 (2020年作成)
ボリビアと日本両国間の交流と友好関係は年々強化されています。一人一人が努力することで、私たちはさらなる共生、そして多文化社会の構築が可能だという思いを表現に込めました。 (2021年作成)
リトアニアの民話やおとぎ話のキャラクターを盛り込んでデザインしました。日本の子供たちが「自らのイマジネーションを信じ、独創性をもって育ちますように」という願いが込められています。 (2020年作成)
複数の文化への理解を背景にレバノンと日本の女性を描いており、女性と母親の重要性と役割を探求しています。母性は文化を問わず世界の中心にあるもので、子供の発育、成長、幸福の象徴であると考えています。特筆すべきは、その象徴的な衣装と色、そして独自性と統一性が同時に表現されている点です。 (2020年作成)