
西へ 行くこと/戻ること
山本千愛 Chiaki Yamamoto

作品紹介
江戸末期、長州征討で幕府に屋敷を没収・解体された長州藩の人々は歩いて長州へと引き上げました。一方、現在山口県に住む作家は、かつて実家のあった群馬から山口まで歩いて辿り着きました。家の解体と徒歩。時代を超えて共通する要素をもつ両者の姿が対比された作品です。
[素材] 12フィートの木材、ビデオ、メモ、歩くときに使用したもの、ターポリン、単管パイプ
見どころポイント
12フィートの木材を持って途方もない距離を歩く試みを続ける
作家。作家との出会いを楽しむように、その道行きを想像してみてください。

山本千愛
1995年生まれ。群馬県出身、山口県山口市在住
- 2018年
- 群馬大学 教育学部美術専攻 卒業
- 2019年
- 「TOKKIN TOKIN STYLE」(佐久島39の市/愛知)
- 2019年
- 「この扉の向こうでアーティストが居候しています」(群馬)
- 2020年
- 個展「生きるときのあれ、生きているときのそれ」(新栄グリーンハイツ103/愛知)
「TOKYO MIDTOWN AWARD 2020」(東京)