STREET MUSEUM ストリートミュージアム

ストリートミュージアム"

3/15 fri - 5/26 sun 6:30 - 24:30

TOKYO MIDTOWN AWARD 2018 アートコンペ受賞者が新作を発表します。期間中に開催されるHML FESTIVAL 2019とも連動し、ハワイ在住のアーティストの作品も特別展示されます。

期間
2019年3月15日(金)~5月26日(日) ※4月15日(月)~ 一部展示入替
時間
6:30~24:30
参加作家
青沼 優介、髙瑞、田中 優菜、泉 里歩、YU SORA、下村 奈那
特別参加
Kat Kazlauskas ※展示期間 4月27日(土)~5月6日(月)
料金
無料
場所
プラザB1 メトロアベニュー
主催
東京ミッドタウン

作品・作家紹介

01 意図をほぐす / 青沼 優介

意図をほぐす
作品紹介
デザインされたものは意図で包まれています。あるかたちを伝言ゲームのようにたくさんの人で写し描き続け、かたちという糸をスルスルとほどいていく。そこに生み出されるかたちを造形してみる。意図から離れ、自然的な物体へと変貌していく過程、手法を展示します。
見どころポイント
かたちが筆先によって遺伝され、緩やかに変化していく様をご覧ください。展示入替後ではさらに変化していくかたちを提示します。
青沼 優介
青沼 優介Yusuke Aonuma
  1. 1989年生まれ。千葉県流山市出身。東京都在住
  2. 2011年
    武蔵野美術大学 造形学部工芸工業デザイン学科 卒業
  3. 2016年
    東京藝術大学大学院 美術研究科 デザイン修了
  4. 2018年
    「息を建てる」(DiEGO表参道/東京)
  5. 2018年
    TOKYO MIDTOWN AWARD 2018 アートコンペ グランプリ

02 "Stand Up!" / 髙瑞

Stand Up!
作品紹介
"Stand Up!"は一般的に流通している犬の置物たちを組み立て直し立ち上がらせることで解放し、大自然を生きる野生動物の命のきらめきや自由さを取り戻すようなイメージで制作しています。さらにそこに荒々しさも尊さも美しさも厳しさも全部含んだような自然そのものをイメージした作品を追加し、命のきらめきを表現しています。
見どころポイント
私たちの遠い祖先が颯爽と駆け巡ったような自然の風景と、自由に駆け巡りきらめく命。私たちが決して取り戻すことのできないある種の輝きをきらめきの中に、そして大自然への畏怖を毛に託して表現しています。
青沼 優介
髙瑞KOHSUI
  1. 1994年生まれ。京都市伏見区出身、京都府在住
  2. 2016年
    広島市立大学 芸術学部美術学科彫刻専攻 卒業
  3. 2018年
    広島市立大学大学院 芸術学研究科 博士前期課程 修了
  4. 2019年
    「瀬戸内国際芸術祭2019」(神浦倉庫/ 香川、小豆島)
  5. 2018年
    「キツネの蜂蜜がけマーチ」(広島芸術センター/広島)
  6. 2017年
    「対馬アートファンタジア2017」学生展示 (半井桃水館/長崎、対馬)

03 出る杭だって生きている / 田中 優菜

出る杭だって生きている
作品紹介
「出る杭は打たれる」ということわざがあるように、夢や目標を持って頑張れば頑張るほど、私たちは時に「出る杭」となり世間から叩かれます。しかし、叩かれてもなお前を向く意志を、私たちは持って生きているはずです。今回は「出る杭を打つゲーム」であるモグラ叩きをモチーフに、叩かれても負けずに生きる全ての人の姿を表現します。
見どころポイント
作品の一部を伝統工芸技法の「綴織(つづれおり)」で制作します。また、展示入替後では東京の風景やそこで頑張る人々の姿が登場します。温かみのある手仕事で作られた作品をぜひ間近でご覧ください。
田中 優菜
田中 優菜Yuuna Tanaka
  1. 1997年生まれ。岡山県岡山市出身。広島市在住
  2. 広島市立大学 芸術学部 デザイン工芸学科染織造形専攻3年 在籍
  3. 2018年
    「第8回新県美展」(広島県/広島)
  4. 2017年
    「〜旗呉Flagsオープンイベント〜戸川幸一郎×6人のいちだい染織作家 合同展」(旗呉Flags/広島)
  5. 2017年
    「ART in 酒蔵 2017」(東広島観光協会/広島)

04 意味のある偶然の一致 / 泉 里歩

Stand Up!
作品紹介
「人を感動させることが出来るのは人だ」と考える作者。見ず知らずの人が集まるこの場所は、自分にとってどんな意味があるのか、そしてそれはただの偶然の集まりなのか問いかけます。
見どころポイント
人が溢れて街全体に色がつき、華やかでエネルギー溢れるような油絵のイメージ。展示入替後では黒く細い線で描かれるドローイングが増え、画面からそれぞれに異なるエネルギーを感じとることができます。
青沼 優介
泉 里歩Riho Izumi
  1. 1995年生まれ。千葉県市川市出身、東京都在住
  2. 2018年
    武蔵野美術大学 造形学部 卒業
    武蔵野美術大学大学院 造形研究科 在籍
  3. 2018年
    「けものみち」(木曽ペインティングス/長野)
  4. 2017年
    「パリ国立高等美術学校×武蔵野美術大学 国際交流プロジェクト」
    (2017年度武蔵野美術大学 協定校プロジェクト/フランス・パリ)

05 普通の日 / YU SORA

Stand Up!
作品紹介
この街にいる人々は、自由に着飾っていたり、仕事のためにスーツ姿をしていたり、それぞれの服装でそれぞれの時間を過ごしています。一方で、散らかっている部屋、洗濯物があるような、他人には見せない私的で些細な日常の生活も常にあるでしょう。人はみんな同じく生きているという小さな安心感・安堵感を表現した作品です。
見どころポイント
一見すると紙にペンで描いたように見えますが、刺繍のようにひと針ずつ縫いあげて、時間をかけて制作した作品です。その柔らかな質感にも、見る人それぞれの普通の日常生活の風景を重ねながらご鑑賞ください。
青沼 優介
YU SORA
  1. 1987年生まれ。韓国、京畿道(キョンギドウ)出身。東京都在住
  2. 2011年
    弘益大学 (ホンイク大学)彫塑 卒業
    東京藝術大学大学院 彫刻 修士1年 在籍
  3. 2017年
    「引越し(個展)」(YCC Gallery/横浜)
  4. 2013年
    「黄金町バザール」(黄金町バザール/横浜)

06 遡上 / 下村 奈那

Stand Up!
作品紹介
本作品は「かく」という行為を遡上し、その根源を探ぐるあてのない軌跡です。「かく」行為を取りまくさまざまな精神や事象を踏まえ、現代の生活における「かく」ことの記憶や感情を表象します。
見どころポイント
スケッチからそのイメージの形成まで、制作進行を含めて展示します。この小さな空間の中で日々痕跡を残しながら制作される、「かく」ことを遡上したかたちをご覧ください。
下村 奈那
下村 奈那Nana Shimomura
  1. 2015年
    東京藝術大学 卒業
  2. 2017年
    東京藝術大学大学院 修了
  3. 2018年
    個展「星ノ詩ト書」
  4. 2018年
    TOKYO MIDTOWN AWARD 2018 アートコンペ 準グランプリ

07 The One. The Few. The Many. / Kat Kazlauskas

Stand Up!
作品紹介
近作では、気候変動と人間の社会的・感情的・精神的な関係性の絡み合いについて明らかにすることを試みています。また、利便性の名のもとに引き起こされている余剰問題や消費過剰問題に先進国がどのように取り組んでいるかについても関心を寄せています。2017年にオアフに制作拠点をうつして以来、過剰なプラスチック消費がもたらす現実を目の当たりにすることがこれまでにないほど多くなりました。ハワイ東部および北部のビーチは、洪水のように押し寄せてくる海洋プラスチックの影響を特に受けやすいのです。私が作品を制作する際、使っている素材のほとんどが、海を汚染しているプラスチックです。そうすることで、汚染問題の深刻さに言及する一方で、国境や境界線、海を越えて私たちを結びつける繋がりを可視化することにも注力しています。気候変動、地政学、生産活動、消費行動、流通、誤った廃棄物管理をはじめとする世界的な問題に起因する感情や精神の爆発が私たちをひとまとめにして絡み合わせるなかで、世界の結束は高まり、私たちを繋ぎ合わせる結び目は固くなる一方です。システム的なエラーの中で自らの首を絞めるのではなく、ますます強くなっていく構造的な絡み合いを利用して、お互いを助けあうようなネットワークをつくり出し、世界各地で政策の変更を求める声をあげていくことは可能か――この問いは、私の心を捉えてやみません。
下村 奈那
Kat Kazlauskas
カリフォルニア州出身。カリフォルニア大学バークレー校美術学士号(BFA)・修辞学学士号を取得した後、2017年に制作拠点をオアフ島へ移し、現在ハワイ大学マノア校美術大学院美術学修士号(MFA)課程在籍。
オアフの海岸に打ち上げられ回収されたマテリアルにを主に素材として取り入れ作品を制作を行っている。繰り返し手を加えることによって素材を変化させつつも、まったく違う形になるまで手を加えたり、素材そのものを破壊しきらない、という姿勢は一貫している。 Katが作品づくりを通じて目指す姿は、新しい様式を生み出しながら、偶然性を高めることで、そこから発生する不完全さから輝きや魅力が生まれる場所を探りあてることです。

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