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【アートコンペ】最終審査に進む6作品が決定しました。

2015年7月22日

2次審査の様子

2次審査の様子

250点の応募作品の中から、1次審査(書類審査)、2次審査(公開プレゼンテーション)を経て、最終審査に進む6作品が決定しました。
これらの6作品は、実際に東京ミッドタウン「プラザB1」にて展示され、2015年9月28日(月)に行われる最終審査(実物審査)により、グランプリ、準グランプリ、優秀賞が決定します。

最終審査に進む6作品 (作家名50音順)

Deadpan

<作品名>
Deadpan

<作品コンセプト>
日常の中の、普段意識しない「死」の状態を再現することがテーマです。
普段生活している多くの人にとって「死」とはあまり意識上に上がってこないと思います。
「割といつも近くにいるよ。」と言わんばかりに無表情で見つめている「死」。
時折、存在を思い出し、恐怖ではなく静かな畏敬を感じる「死」。
「生」が溢れているこの場所で、ひっそりと佇む、淡い「死」を目にすることは、人生の中の死の存在そのもののように感じます。

阿部 岳史

<作家名>
阿部 岳史

<職業>
アーティスト

<出身校(卒業年)>
2000年 東北芸術工科大学美術科彫刻コース卒業
2003年 同校研究生修了

日常のなかの“メメントモリ”は都市の中で必要な要素である。
プレゼンテーション資料の緻密さと、細かな構造から透けて見える世界観は綺麗だと感じた。吊り方を工夫してほしい。

東京的遭遇:六本木

<作品名>
東京的遭遇:六本木

<作品コンセプト>
地下から地上へ繫がる出口。
そして、出口に切り取られた地上の風景との断片的な出会い。
莫大な地下空間を移動できるようになった我々にとって、それはどこか不安を伴うような、都市的かつ東京的な入口だ。ロッカーという画一的な佇まいと不明瞭な空間性をもつアイテムを都市への扉とし、様々なものが断片的には垣間見えながらもその内側の不明瞭さが増大し続ける、そんな現代における大都市「東京」の在り方への違和感を込めたい。

上坂 直

<作家名>
上坂 直

<職業>
学生

<出身校(卒業年)>
2015年 武蔵野美術大学造形学部卒業
2015年 同大学造形学部修士課程入学

場所性と意外性がある作品。内と外がつながるおもしろさもある。作品のアイデアは大都市東京的でチャーミングだ。プレゼンテーション中にでてきた「その土地土地の断片との出会い」という表現にワクワクした。コンテンツやコンテンツ量、ディテールの完成度に注意してほしい。

グランドライン

<作品名>
グランドライン

<作品コンセプト>
正体不明の覆面を被った人達。彼らは扉の前で行列をつくる。この先には何があるのか、なんのために並んでいるのか。明確な答えは分からないけれど、想像すると幾つものドラマが生まれてくる。点在する情報を集めて、繰り広げられる物語を考えるのはあなた自身。それはあなたが作り上げたもの。作品を前にして、あなたとわたしの物語を一緒に語り合おう。きっとそこには新たな出会いと、多様な価値を受容する美しい未来への第一歩が生まれるのだから。

尾花 賢一

<作家名>
尾花 賢一

<職業>
美術作家

<出身校(卒業年)>
2004年 筑波大学芸術専門学群油絵専攻卒業
2006年 同大学芸術研究科油絵専攻修了

場所性をうまく使い、通行する人たちにもアピールする、多義的で魅力的な作品である。設置する場所が公共の通路なので、自身の作家性もよく考え、制作をしてほしい。

Ebb

<作品名>
Ebb

<作品コンセプト>
各家へお参りに行くと、床の間には多くの文化が同居していることに驚きます。特に「水引」という文化に、仏教や神道といった「信仰」ではない日本独自の「こころ」を感じました。日本は現在、社会的にも物理的にも大きな波の危険に晒されていますが、どんな波に飲まれても文化は形を変えて残ります。中国の文化を日本流にアレンジした水引ですが、それを再度アレンジし、信仰に依存しない「新たな形の祭壇」を残そうとしています。

風間 天心

© Lukasz Gasiorowski

<作家名>
風間 天心

<職業>
美術家/僧侶

<出身校(卒業年)>
2006年 武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業
2008年 同大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース修了
2009年 曹洞宗大本山永平寺安居

過去作の実績と多様性、僧侶という立場から捉えたアートという表現メディアに可能性を感じた。素材と主題、視覚効果の意外な組み合わせとおもしろさがあった。日本人の精神性の特徴をよく表現している。作品の構造と設置方法をよく検討してほしい。

五金超大国Ⅱ

<作品名>
五金超大国Ⅱ

<作品コンセプト>
自分自身の居場所や存在意義を見失ったとき、孤独や不安を満たしてくれる自分だけの世界に閉じこもりたいと願いました。
この作品は憧れや切望するものだけに囲まれた自分の心の居場所であり、自分が信じることができる世界の姿です。

田島 大介

<作家名>
田島 大介

<職業>
アーティスト

<出身校(卒業年)>
2015年 愛知県立芸術大学美術学部彫刻専攻卒業

細密な都市表現が圧倒的。描くことの”力”を感じさせる。
緻密さ、人間離れした描写力、人工的なのにとても人間的な作業とのギャップが面白い。
設置方法をよく検討してほしい。

未確認生命体

<作品名>
未確認生命体

<作品コンセプト>
突如出現した何かが鼓動を始めた。産み落とされたのか、異次元から現れたのかはわからない。
それは今にも内部から何かが飛び出してきそうだ。何かはわからないが中に生命体がいるのは確かだ。

三上 俊希

<作家名>
三上 俊希

<職業>
学生

<出身校(卒業年)>
2014年 常葉大学造形学部卒業
2014年 愛知県立芸術大学美術研究科入学

不気味さと笑える要素があり、単純なしくみだが、ひきつけられる。
過去作の実績に信頼がもて、静音メカニズムの実験が十分であった。
通り過ぎる人を惹き付けるということをよく考えてほしい。

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