
都会のまん中、緑豊かな芝生広場に登場した「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2014」のメインコンテンツ「スワリの森」。新進気鋭のクリエイティブディレクター古屋遙と、科学の楽しさを伝える創造集団ガリレオ工房が手掛けたアイデア溢れたイスは、ひとつひとつに“科学のふしぎ”を体験できる仕掛けがあり、たくさんの来場者を楽しませました。
WEBマガジン「六本木未来会議」で行われたクリエイター同士の対談で、椿昇氏(現代美術家)、長嶋りかこ氏(グラフィックデザイナー)から提案されたアイデアを実現。都心の広大な緑の中で、感受性を育み、デザインのスイッチを押す企画が満載の、「森の学校」を特別開校しました。
ふたつの週末に開催された青空教室は、写真家のホンマタカシ氏や絵本作家の荒井良二氏など多彩な「先生」が登場。
人気のある講座は予約開始から3日でいっぱいになり、当日も多くのギャラリーが集まりました。
東京ミッドタウンの取り組み、“「JAPAN VALUE(新しい日本の価値・感性・才能)」を創造・結集し世界に発信し続ける街”を目指す一環として、今年で7回目となる「Tokyo Midtown Award」を開催しました。次世代を担うアーティスト・デザイナーとの出会いと応援を目指し、アートコンペ、デザインコンペの2部門を設け、幅広く参加作品を募集。若い才能を応援する登竜門となるアワードを目指し、両コンペとも39歳以下を応募要項として設定しました。結果、今回は、総計1,429件のご応募をいただきました。(アートコンペ357件/デザインコンペ1,072件)。厳正なる審査のもと、14点が受賞し、デザインタッチの期間中に展示を実施しました。
一般の方が投票して人気作品を決定する東京ミッドタウン・オーディエンス賞も実施しました。
第一線で活躍するクリエイターが集結する、1日限りの夢のデザインスクールが開講。熱心に講義を聴く人で会場はいっぱいとなりました。
毎年4月、イタリア・ミラノで開催される、世界最大の国際家具見本市「ミラノサローネ」。「Salone in Roppongi」は、世界中の人々を魅了するこのデザインイベントで活躍する日本人デザイナーや日本企業に焦点を当ててご紹介するイベントです。
今回は、ミラノサローネにおいて長年にわたって活躍し世界中から注目を集める、日本を代表するデザイナー吉岡徳仁氏が新作を用いた「SPARKLE LOUNGE」をデザイン。輝くスツールがたくさん置かれた空間で、来場した方々が想い想いに座って楽しみました。
今回で「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH」での展示が3回目を迎えたマツダの展示。「人の心を強く揺り動かす美しいものを追求したい」。マツダは、この想いからクルマをアートや芸術を生み出すという発想でデザインしています。
新型デミオに加えて魂動オブジェなど、マツダのデザインを手がける様々な人の手で丹精を込めて生み出された作品(クルマ)を展示。「ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー」に、2013、2014年と2年連続でトップ3選出を果たしたマツダのデザイン哲学を体感できる内容で、自動車ファンはもちろん、一般来場者もクレイモデル造形体験会に参加するなど、多くの方々を魅了しました。
気鋭の建築家7組が、「パーツ化」というコンセプトに沿って、これからの住宅にふさわしい規格寸法の考え方から、今後の住宅ビジネスの仕組みまでを含めた提案を展示しました。
NCN社が開発した、骨造やRC造に用いられるラーメン構法を木造住宅に取り入れた「SE構法」を用い、住宅部材の「パーツ化」に取り組み、その「パーツ化」が可能にする木の家の新しいつくり方を提案したもの。会場では、鈴野浩一さん・禿真哉さん(トラフ建築設計事務所)の「開かれた家」、谷尻誠さんの「高床の低い家」、長坂常さんの「つくる家」、中山英之さんの「大中小の家」、藤村龍至さんの「柱と梁(はり)の家」、藤原徹平さんの「内と外の家」、吉村靖孝さんの「アプリの家」が展示され、新たな住宅のかたちに多くの来場者が興味深く見入っていました。
時を感じ、時を楽しむという「時感旅行」をコンセプトとして開発され、「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2010」にセイコーエプソンから出品されたEPD Wrist Wear「Smart Canvas(スマートキャンバス)」。そのコンセプトモデルの一つであった、ヴィジュアル・デザイン・スタジオWOWが制作した「工場と遊園地」が市販化された事を記念して、WOW制作によるスマートキャンバスをモチーフにした映像インスタレーションの展示を行いました。
世界各地から集めたこだわりのアイテムを扱う東京ミッドタウン各ショップが、日々の暮らしを“ちょっと豊かに”する商品を展示しました。「グッドデザイン賞」を受賞した日本の名品や、日本の伝統工芸品で長く愛されているものなど、日用品や、家具、ライフスタイル雑貨など、生活が楽しくなる逸品が揃い、館内各所で来街者の目を楽しませました。
日本の伝統工芸と日本を代表するクリエイターによる、人気のコラボレーション企画。せせらぎが心地いい遊歩道をステージに繰り広げられた、茨城の最高級石材、稲田御影石で作られたモニュメントや、笠間焼を「湯たんぽ」にデザインするなど、いつもの遊歩道が楽しくなるような意外でユニークな作品が数多く並びました。
イタリア建築のデザインをテーマにした尾形和美氏の写真展や好みのフレーバーが作れる紅茶にトライできるワークショップなど、ラグジュアリーホテルならではの企画を行いました。
1957年の創設から、暮らしはもちろん社会全体を豊かにする「よいデザイン」を讃え続けてきたグッドデザイン賞。最新の全受賞作品が展示されるグッドデザイン賞の受賞展「グッドデザインエキシビション2014」(G展)。
国内をはじめアジア各地などからの来場者も多い、日本を代表するデザインイベントとして知られる本展は、今年も東京ミッドタウンで開催され、約23万人以上の方が来場しました。
WEBマガジン「六本木未来会議」で行っている企画として、アートフェスティバル「道後オンセナート2014」などを手がけるプランナー松田朋春さんをガイドに巡る1日限りのツアーを行いました。
エコバッグを台紙に館内10カ所に設置されたスタンプを集めてオリジナルエコバッグを作るスタンプラリーを開催。子供から大人まで多くの方がエコバッグ片手に館内を回っていました。