

デザインの森 考える
- サイエンス
- デザイン
Moment
時間をテーマにした彫刻が登場。この作品では、「一瞬」という時間を表現するために、モチーフとして風を選んでいます。
サイエンスの力で、人間の目では捉えることができない瞬間の風の形を可視化し、彫刻として表現しました。
普段は目に見えない「一瞬」という時間の概念が、有形物として目の前に現れたとき、鑑賞者はその時間のもつ意味に、改めて向き合うことになります。
また、ただ見るだけでなく、ミラー素材の作品に鑑賞者自身が映り込むことにより、人生という長くも短い時間の中で、その人が発見すべき日常に潜む美について考えるきっかけを提供します。
- 10/18 Fri – 11/4 Mon
- 11:00 〜 21:00
- ミッドタウン・ガーデン
- ※
- 荒天中止
- 料金
- 無料
- 主催
- 東京ミッドタウン
- 制作協力
- HAKUTEN
風の姿から「一瞬」を感じる
コンピュータシミュレーションによる風の可視化。
白い線が長いほどスピードがあり、線の向きが風向を表しています。
クリエイター
-
- 脇田 玲
- Akira Wakita
アーティスト、サイエンティスト、慶應義塾大学環境情報学部教授。流体力学や熱力学に基づく独自ソフトウェアを開発し、科学と美術を横断する映像表現に注力。アート&サイエンスをキーワードにコラボレーションを展開。2016年に開始した音楽家小室哲哉とのオーディオ・ビジュアル・プロジェクトでは、Ars Electronica Festivalでの8K展示なども話題に。
- Creator’s Message
- 情報や体験がリアルタイムかつインタラクティブに流布する現代において、流れゆく時間をどのように捉えるかは、人として豊かに生きるうえで重要な問いではないでしょうか。
普段は見逃している「一瞬」に存在する無限の美に目を向けてみてください。
そこにある美を感じられたら、いつも見ていた何気ない日常が、違った世界に見えてくるかもしれません。
制作協力

- 21_21 DESIGN SIGHTで開催中の企画展 「⾍展−デザインのお⼿本−」でも作品を展⽰中
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