1. ソノ アイダ#TOKYO MIDTOWN AWARD 参加アーティスト

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2024/2/10(土)〜2025/1/26(日)ソノ アイダ#TOKYO MIDTOWN AWARD 参加アーティスト

東京ミッドタウンマネジメント株式会社、三井不動産株式会社、一般社団法人日本橋室町エリアマネジメントは、若手アーティストに制作および発表の場を提供し、その成長支援とアートを介した街の新たな賑わいを創出するプロジェクト「ソノ アイダ#TOKYO MIDTOWN AWARD」(以下「本プロジェクト」)を、2024年2月10日(土)に日本橋室町162ビルにおいて立ち上げました。2025年1月26日(日)までの期間、計6組のアーティストの成長を支援するとともに、「社会」と「アート」の融合に挑戦いたします。

開催期間
2024/2/10(土)〜2025/1/26(日)
休館日
月・火・祝日
所在地
〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1-6-2 日本橋室町162ビル1F

各会期の詳細は下記よりご覧ください。

第3期概要

  • 後藤宙:個展「DUNNO」2023 インスタレーションビュー
  • 松本千里:《天翔ける根》2020 ©Kensuke Hashimoto

【期間】2024年6月1日(土)~ 7月28日(日) 12:00~19:00 ※月火祝は休館
【参加アーティスト】後藤宙、松本千里
【アーティストスタジオ】 2024年6月1日(土)~7月11日(木)
【成果展】2024年7月12日(金)~7月28日(日)※7月11日(木)に内覧会を行います。
【クロージングトーク】2024年7月26日(金)

後藤宙 / KANATA GOTO

Tokyo Midtown Award 2016アートコンペグランプリ受賞者

1991年東京生まれ。ある仮面との出会いをきっかけに糸を使った作品の制作を始める。物の成り立ちやその構造への興味から幾何学や法則性と対峙しつつ、同時に瞬間の閃きや無作為的選択をオブジェクトに織り込む。主なメディアとして糸を使用した立体・平面作品やインスタレーションを制作している。 2018年 東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。SICF16 スパイラル奨励賞など受賞多数。

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コメント
小学校5・6年生の2年間を沼袋(東京都)の借家で過ごしました。中学高校はもともと実家のあった千葉で過ごし、その後予備校に通うためまた東京に行くようになりました。その頃ふと思い立って予備校の友達と一緒に沼袋の家を見に行ったところ、その土地には真新しいアパートが建っていました。整然と建つアパートを見てどこか胸がスースーするような感覚になったのを覚えています。これからなくなってしまう空間で制作をするということは、そんな"エモ"を自らお出迎えするようなことなのかもしれません。ソノ アイダで新しい表現を見いだせればと思っています。

©Azusa Sumioka

松本千里 / CHISATO MATSUMOTO

Tokyo Midtown Award 2017 アートコンペ・優秀賞受賞者

1994年広島生まれ。広島市立大学芸術学研究科博士後期課程修了。
伝統的な絞り染め技法を用いてインスタレーションやパフォーマンスなど、素材と技法に根差しながら、模様ではない立体的な表現を展開している。失われつつある日本古来の伝統的な技法から別の価値を創造することを目標に、新たな解釈を広げるアート活動をしている。立体的な絞りのつぶを人に見立てた「個と群衆」をテーマに、抽象的な空間造形を通して現代社会に息巻くエネルギーを作品に込めている。
主な展示に「第4回金沢・世界工芸コンペティション」(2019年)で入選、「六甲ミーツ・アート芸術散歩」(2020年)で準グランプリ獲得、「広島市現代美術館館外企画 松本千里-星つぶの彼方」(2021年)など他。

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コメント
Tokyo Midtown Award 2017で絞り染め技法を使った立体的な表現を掴み、様々な表現方法へと展開していきました。私にとって今に続くアート活動の大きな一歩となった機会です。そして今回新たな表現への一歩へ挑戦する場所と時間を与えていただけたことに感謝と、再び走り抜けなければいけない熱さを、越えなければいけない夏が来る気配を感じてワクワクしています。
今までの活動を通して考え、見つめてきたことを出し切り、また何かを掴んでいきたいと思います。

※画像はイメージです。掲載情報は予告なく変更になる場合がございます。


第2期概要

  • 金子未弥《未発見の小惑星観測所_黄金町秋のバザール》》© 笠木靖之
  • 山口正樹《SCULPTURE》2019

【期間】2024年4月3日(水)~ 5月26日(日) 12:00~19:00 ※月火祝は休館
【参加アーティスト】金子未弥、山口正樹
【アーティストスタジオ】 2024年4月3日(水)~5月10日(金)
【成果展】2024年5月11日(土)~5月26日(日)※5月10日(金)に内覧会を行います。

金子未弥 / MIYA KANEKO

Tokyo Midtown Award 2017アートコンペグランプリ受賞者

2017年多摩美術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。「人の記憶も都市を構成する要素であるならば」という考えのもと、人々の記憶にもとづいた都市をテーマにした作品を発表している。主にインスタレーションや公開制作という手法を用いて、参加者の記憶や経験を辿るワークショップを行い、実在しない都市の姿を顕在化させるなど多様な手法で都市を追求した作品を発表している。「KYOTO STEAM 2022国際アートコンペティション」準グランプリ。主な展示に「3331 GALLERY #044 3331 ART FAIR recommended artists 金子未弥 個展-未発見の小惑星観測所-」(3331 Arts Chiyoda、東京)他。

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TOKYO MIDTOWN AWARDの受賞をきっかけに、他者が心に秘めた記憶や経験を辿り、時には共同作業を伴う公開制作などの手法を用いて、コミュニケーションを軸にした作品の発表を続けてきました。日本橋を行き交う人々とどのようにコミュニケーションを取って、作品にしていこうかワクワクしながら考えています。たくさん考えて実践する時間を楽しみたいです。

photo by Sawa Yamaguchi

山口正樹 / MASAKI YAMAGUCHI

Tokyo Midtown Award 2016 アートコンペ準グランプリ受賞者

東京都在住、2003年多摩美術大学大学院美術研究科修了。在学時より彫刻の概念の拡張に興味を持ち活動している。ジャンルやマテリアルを横断しつつ、新たな価値の創造を目指し制作を続けている。 近年の活動には、写真集の中に彫刻をつくるというコンセプトのアートブック『SCULPTURE in the CITY』(2020年刊行) や、個展 SCULPTURE and PHOTOGRAPHY 山口正樹/彫刻と写真 (2023 年、MONKEY GALLERY D.K.Y、代官山・東京)、 Luka Art Gallery (2023年、ポルトガル)、パブリックコレクション「SCULPTURE」MONKEY CAFE D.K.Y(代官山・東京)などがある。

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コメント
近年わかりやすい事に価値を置く傾向が強くなっていると感じます。その方が生き易く便利だからかも知れません。でも個々の人間から発せられる小さな疑問や気づきに興味を持てたのなら、隣人にもっと優しくできるかも知れません。アートを取り巻く状況も経済も社会状況は低迷していると言わざるを得ません。それでも何かを信じてそれを相手に投げかけてみる、その姿を見てもらう、そんな熱さが今必要なのではないかと思っています。

※画像はイメージです。掲載情報は予告なく変更になる場合がございます。


第1期概要

  • 青沼優介《息を建てる/都市を植える》© Mayu Ishikawa
  • 井村一登《invisible layer》© Kenryou Gu

【期間】2024年2月10日(土)~3月31日(日) 12:00~19:00 ※月火祝は休館
【参加アーティスト】青沼優介(アーティスト名 aonumasoco)・三好賢聖、井村一登
【アーティストスタジオ】2024年2月10日(土)~3月15日(金)
【成果展】2024年3月16日(土)~ 3月31日(日)※3月15日(金)に内覧会を実施します。

©Mina Asaba

青沼優介 / aonumasoco

TOKYO MIDTOWN AWARD 2018 アートコンペグランプリ受賞者

武蔵野美術大学造形学部工芸工業デザイン学科を卒業後、東京藝術大学大学院美術 研究科修士課程を修了。都市における人々の営みやメタポリズムを詩的感覚で捉え、制作する。三好賢聖とのデザインユニット「Studio POETIC CURIOSITY (※)」主宰。武蔵野美術大学、東京都立大学非常勤講師。

※今回は、Studio POETIC CURIOSITY を青沼氏と共同主宰する三好賢聖氏もプログラムに参加します。

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2018年のアワード受賞から5年が経ち、私はソノアイダ、デザインとアートの世界を行き来しながら、 様々な作品制作を続けてきました。今回の滞在制作では、なかなか同じ環境で扱うことのできなかったそれらの領域が渾然一体となった制作を試みます。日本橋という文化と商業が幾重にも折り重なる土 地。そこで起こる都市と人の営みを敏感に捉えながら、作品に反映できるように過ごしたいです。

井村一登 / KAZUTO IMURA

TOKYO MIDTOWN AWARD 2022アートコンペ優秀賞受賞者

1990年京都市生まれ。2015年京都市立芸術大学総合芸術学科卒業。2017年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。内面、外見を双方向から知る存在がいないことに興味を持ち、自身を内包させた鏡を他者に見せることをテーマに制作を行う。それは光学機器や映らない鏡、魔鏡、黒曜石、回転液体鏡など、素材や技法を横断し、現代の科学から神話や祭祀など考古学的観点まで遡り、人と鏡の関係性の変遷を追う。主な展覧会に「mmmwm」(日本橋三越本店コンテンポラリーギャラリー、2023)「マツモト建築芸術祭」(松本市、2022・2023)、「Sense Island 感覚の島 暗闇の美術島 2021」(横須賀市猿島、2022)

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滞在制作ということで、普段のアトリエではできないこと、制作過程という段階も鑑賞されることな ど自身に問いかけながら、成果展に臨もうと思います。例えば、TOKYO MIDTOWN AWARD では、 鏡の原初のマテリアルである黒曜石をテーマに人工的に黒曜石の塊を制作し、その場で割った石器と 破片を跡として展示したのですが、審査員の方には制作自体に興味を持っていただけたので、この環境を用いてアップデートした鑑賞体験を作りたいです。

©Mina Asaba

三好賢聖 / KENSHO MIYOSHI

青沼優介とStudio POETIC CURIOSITYを共同主宰。東京大学工学部航空宇宙工学科卒業、同専攻修士課程修了。英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アートにて PhD を取得。著書に『動きそのもののデザイン:リサーチ・スルー・デザインによる運動共感の探究』(BNN)など。 2023年、研究成果の実用化のため株式会社シンコキュウを創業。

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