2024/2/10(土)〜2025/1/26(日)ソノ アイダ#TOKYO MIDTOWN AWARD 参加アーティスト
東京ミッドタウンマネジメント株式会社、三井不動産株式会社、一般社団法人日本橋室町エリアマネジメントは、若手アーティストに制作および発表の場を提供し、その成長支援とアートを介した街の新たな賑わいを創出するプロジェクト「ソノ アイダ#TOKYO MIDTOWN AWARD」(以下「本プロジェクト」)を、2024年2月10日(土)に日本橋室町162ビルにおいて立ち上げました。2025年1月26日(日)までの期間、計12組のアーティストの成長を支援するとともに、「社会」と「アート」の融合に挑戦いたします。
- 開催期間
- 2024/2/10(土)〜2025/1/26(日)
- 休館日
- 月・火・祝日
- 所在地
- 〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1-6-2 日本橋室町162ビル1F
第5期概要
【期間】2024年10月5日(土)~ 12月1日(日) 12:00~19:00 ※月火祝は休館
【参加アーティスト】山上渡、角文平
【アーティストスタジオ】
2024年10月5日(土)~11月15日(金)
【成果展】2024年11月16日(土)~12月1日(日) ※11月15日(金)に内覧会を行います。
【クロージングトーク】2024年11月29日(金)
【主催】東京ミッドタウン
【共催】三井不動産株式会社 、一般社団法人日本橋室町エリアマネジメント、ソノ アイダ
【機材協力】DEWALT、SK本舗、株式会社ジョイント工業
【協賛】Brooklyn Brewery
【販売協力】株式会社ayatsumugi
山上 渡(やまかみ・わたる)
Tokyo Midtown Award 2013アートコンペ準グランプリ受賞者・オーディエンス賞受賞
1981年高知生まれ。「増殖と変容」「境界の接続」「接続点の探求」をテーマに、この問いに満ちた世界との関係性を作品にしている。2009年第12回岡本太郎現代芸術賞特別賞、2013年東京ミッドタウンアワード準グランプリ、オーディエンス賞受賞。2019年には文化庁新進芸術家海外研修員としてインドネシア、ジョグジャカルタに滞在。
コメント
Tokyo Midtown Award
人間とは何であろうか?それらが作り出した社会の形態とは何であろうか?この世界の向かう先には何があるのだろうか?都市を見ていると多くの疑問が湧いてくる。そして都市はある種の生命体のように見紛う。私は今回いただいた機会によって<東京>という生命体の最中心部に探査の旅に出る。わずか2ヶ月、されど2ヶ月。これは都市という生命体を探る旅である。
角 文平(かど・ぶんぺい)
Tokyo Midtown Award 2012 アートコンペ入選者
1978年福井生まれ。現在は東京を中心にアジアでも活動をする日本人のアーティスト。角の作品の本質は日常の再発見である。角はいつも生活の中に在るありふれたものをパズルのように組み合わせることで、本来の機能や内容をずらし、新たな意味を生じさせようとする。角が作り上げる作品は 時折、現代社会においての闇ともとれる重めのテーマを取り扱うが、そのとらえ方は分析的で常に明るくユニークである。その姿は一見すると玩具のように見えるポップさや、老若男女が理解しうる日常的な姿でうまく表現されている。
コメント
日本橋という土地や、室町162ビルという建物など、その場所でしかできないような作品が制作発表できれば良いなと思っています。また公開制作ということなので作っている行為自体も訪れた方に楽しんでいただけたらと思います。
※画像はイメージです。掲載情報は予告なく変更になる場合がございます。
第4期概要
【期間】2024年8月3日(土)~9月29日(日) 12:00~19:00 ※月火祝は休館
【参加アーティスト】柴田まお、牧野永美子
【アーティストスタジオ】
2024年8月3日(土)~9月13日(金)
【成果展】2024年9月14日(土)~9月29日(日) ※9月13日(金)に内覧会を行います。
【クロージングトーク】2024年9月26日(木)
柴田まお(しばた・まお)
TOKYO MIDTOWN AWARD 2021 アートコンペ・優秀賞受賞者
1998年横浜生まれ。2022年多摩美術大学美術学部彫刻学科卒業。2024年東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。現代で多様化する「人と人の繋がり」や、その中で生まれる「コミュニケーションの在り方」をテーマに、彫刻やインスタレーションを発表する。近年は、彫刻というフィジカルの表現を軸に、現代の情報化社会の象徴であるデジタルの表現を掛け合わせることで、現実(リアル)と虚像(フェイク)の境目を曖昧にしていく作品を制作する。主な展示に「極寒芸術祭Teshikaga」/極寒藝術伝染装置(北海道・弟子屈町)、「六甲ミーツ・アート芸術散歩 2023 beyond」/ 兵庫、「多層世界とリアリティのよりどころ」/ NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]、「RECONSIDER/ 考え直しなさい」/大阪 Marco gallery など。
コメント
普段はアトリエでひっそりと制作し、完成された姿を発表する事が多いですが、都市の中心であり、伝統に溢れる日本橋で公開制作を行うことで、今までにない新たな交流と、この環境による即興性を活かした作品を形にできればと期待と不安が膨らんでいます。
人の行き来が戻り始め、目まぐるしく変化し続けるこの時代だからこそ生まれる可能性を信じて、
この街と、私との「その間」をお見せできるよう頑張ります。
牧野 永美子(まきの・えみこ)
Tokyo Midtown Award 2010 アートコンペ・準グランプリ受賞者
2010年多摩美術大学工芸学科卒業。動物園で珍しい生き物を見ているとき、何となく自分と比べてしまうことはないでしょうか。それは他人と比較して自分が何者かを考えることに似ていると思います。
人間らしさとは何だろうという視点から動物を見つめ、似ているところと似ていないところを融合し、どちらともつかない生き物を作っています。
コメント
Tokyo Midtown Award
普段、場所に縛られて制作しているので、自分の場所から離れて公開制作することになり少し緊張しています。TOKYO MIDTOWN
AWARDに挑戦したのが2010年。それから縁が続いて、時折こうやって普段はやらない楽しい企画に参加させていただいています。いつも通りは安心ですが、こういうことがあるお陰でいつもと違う表現に挑戦し、引きこもらず作品を発表してこられました。ここで過ごす1か月ちょっとの間にまた新しい何かを得られたらと思います。
※画像はイメージです。掲載情報は予告なく変更になる場合がございます。
第3期概要
【期間】2024年6月1日(土)~ 7月28日(日) 12:00~19:00 ※月火祝は休館
【参加アーティスト】後藤宙、松本千里
【アーティストスタジオ】
2024年6月1日(土)~7月11日(木)
【成果展】2024年7月12日(金)~7月28日(日)※7月11日(木)に内覧会を行います。
【クロージングトーク】2024年7月26日(金)
後藤宙 / KANATA GOTO
Tokyo Midtown Award 2016アートコンペグランプリ受賞者
1991年東京生まれ。ある仮面との出会いをきっかけに糸を使った作品の制作を始める。物の成り立ちやその構造への興味から幾何学や法則性と対峙しつつ、同時に瞬間の閃きや無作為的選択をオブジェクトに織り込む。主なメディアとして糸を使用した立体・平面作品やインスタレーションを制作している。 2018年 東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。SICF16 スパイラル奨励賞など受賞多数。
コメント
小学校5・6年生の2年間を沼袋(東京都)の借家で過ごしました。中学高校はもともと実家のあった千葉で過ごし、その後予備校に通うためまた東京に行くようになりました。その頃ふと思い立って予備校の友達と一緒に沼袋の家を見に行ったところ、その土地には真新しいアパートが建っていました。整然と建つアパートを見てどこか胸がスースーするような感覚になったのを覚えています。これからなくなってしまう空間で制作をするということは、そんな"エモ"を自らお出迎えするようなことなのかもしれません。ソノ
アイダで新しい表現を見いだせればと思っています。
松本千里 / CHISATO MATSUMOTO
Tokyo Midtown Award 2017 アートコンペ・優秀賞受賞者
1994年広島生まれ。広島市立大学芸術学研究科博士後期課程修了。
伝統的な絞り染め技法を用いてインスタレーションやパフォーマンスなど、素材と技法に根差しながら、模様ではない立体的な表現を展開している。失われつつある日本古来の伝統的な技法から別の価値を創造することを目標に、新たな解釈を広げるアート活動をしている。立体的な絞りのつぶを人に見立てた「個と群衆」をテーマに、抽象的な空間造形を通して現代社会に息巻くエネルギーを作品に込めている。
主な展示に「第4回金沢・世界工芸コンペティション」(2019年)で入選、「六甲ミーツ・アート芸術散歩」(2020年)で準グランプリ獲得、「広島市現代美術館館外企画 松本千里-星つぶの彼方」(2021年)など他。
コメント
Tokyo Midtown Award
2017で絞り染め技法を使った立体的な表現を掴み、様々な表現方法へと展開していきました。私にとって今に続くアート活動の大きな一歩となった機会です。そして今回新たな表現への一歩へ挑戦する場所と時間を与えていただけたことに感謝と、再び走り抜けなければいけない熱さを、越えなければいけない夏が来る気配を感じてワクワクしています。
今までの活動を通して考え、見つめてきたことを出し切り、また何かを掴んでいきたいと思います。
※画像はイメージです。掲載情報は予告なく変更になる場合がございます。
第2期概要
【期間】2024年4月3日(水)~ 5月26日(日) 12:00~19:00 ※月火祝は休館
【参加アーティスト】金子未弥、山口正樹
【アーティストスタジオ】
2024年4月3日(水)~5月10日(金)
【成果展】2024年5月11日(土)~5月26日(日)※5月10日(金)に内覧会を行います。
金子未弥 / MIYA KANEKO
Tokyo Midtown Award 2017アートコンペグランプリ受賞者
2017年多摩美術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。「人の記憶も都市を構成する要素であるならば」という考えのもと、人々の記憶にもとづいた都市をテーマにした作品を発表している。主にインスタレーションや公開制作という手法を用いて、参加者の記憶や経験を辿るワークショップを行い、実在しない都市の姿を顕在化させるなど多様な手法で都市を追求した作品を発表している。「KYOTO STEAM 2022国際アートコンペティション」準グランプリ。主な展示に「3331 GALLERY #044 3331 ART FAIR recommended artists 金子未弥 個展-未発見の小惑星観測所-」(3331 Arts Chiyoda、東京)他。
コメント
TOKYO MIDTOWN
AWARDの受賞をきっかけに、他者が心に秘めた記憶や経験を辿り、時には共同作業を伴う公開制作などの手法を用いて、コミュニケーションを軸にした作品の発表を続けてきました。日本橋を行き交う人々とどのようにコミュニケーションを取って、作品にしていこうかワクワクしながら考えています。たくさん考えて実践する時間を楽しみたいです。
山口正樹 / MASAKI YAMAGUCHI
Tokyo Midtown Award 2016 アートコンペ準グランプリ受賞者
東京都在住、2003年多摩美術大学大学院美術研究科修了。在学時より彫刻の概念の拡張に興味を持ち活動している。ジャンルやマテリアルを横断しつつ、新たな価値の創造を目指し制作を続けている。 近年の活動には、写真集の中に彫刻をつくるというコンセプトのアートブック『SCULPTURE in the CITY』(2020年刊行) や、個展 SCULPTURE and PHOTOGRAPHY 山口正樹/彫刻と写真 (2023 年、MONKEY GALLERY D.K.Y、代官山・東京)、 Luka Art Gallery (2023年、ポルトガル)、パブリックコレクション「SCULPTURE」MONKEY CAFE D.K.Y(代官山・東京)などがある。
コメント
近年わかりやすい事に価値を置く傾向が強くなっていると感じます。その方が生き易く便利だからかも知れません。でも個々の人間から発せられる小さな疑問や気づきに興味を持てたのなら、隣人にもっと優しくできるかも知れません。アートを取り巻く状況も経済も社会状況は低迷していると言わざるを得ません。それでも何かを信じてそれを相手に投げかけてみる、その姿を見てもらう、そんな熱さが今必要なのではないかと思っています。
※画像はイメージです。掲載情報は予告なく変更になる場合がございます。
第1期概要
【期間】2024年2月10日(土)~3月31日(日) 12:00~19:00 ※月火祝は休館
【参加アーティスト】青沼優介(アーティスト名
aonumasoco)・三好賢聖、井村一登
【アーティストスタジオ】2024年2月10日(土)~3月15日(金)
【成果展】2024年3月16日(土)~
3月31日(日)※3月15日(金)に内覧会を実施します。
青沼優介 / aonumasoco
TOKYO MIDTOWN AWARD 2018 アートコンペグランプリ受賞者
武蔵野美術大学造形学部工芸工業デザイン学科を卒業後、東京藝術大学大学院美術 研究科修士課程を修了。都市における人々の営みやメタポリズムを詩的感覚で捉え、制作する。三好賢聖とのデザインユニット「Studio POETIC CURIOSITY (※)」主宰。武蔵野美術大学、東京都立大学非常勤講師。
※今回は、Studio POETIC CURIOSITY を青沼氏と共同主宰する三好賢聖氏もプログラムに参加します。
コメント
2018年のアワード受賞から5年が経ち、私はソノアイダ、デザインとアートの世界を行き来しながら、
様々な作品制作を続けてきました。今回の滞在制作では、なかなか同じ環境で扱うことのできなかったそれらの領域が渾然一体となった制作を試みます。日本橋という文化と商業が幾重にも折り重なる土
地。そこで起こる都市と人の営みを敏感に捉えながら、作品に反映できるように過ごしたいです。
井村一登 / KAZUTO IMURA
TOKYO MIDTOWN AWARD 2022アートコンペ優秀賞受賞者
1990年京都市生まれ。2015年京都市立芸術大学総合芸術学科卒業。2017年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。内面、外見を双方向から知る存在がいないことに興味を持ち、自身を内包させた鏡を他者に見せることをテーマに制作を行う。それは光学機器や映らない鏡、魔鏡、黒曜石、回転液体鏡など、素材や技法を横断し、現代の科学から神話や祭祀など考古学的観点まで遡り、人と鏡の関係性の変遷を追う。主な展覧会に「mmmwm」(日本橋三越本店コンテンポラリーギャラリー、2023)「マツモト建築芸術祭」(松本市、2022・2023)、「Sense
Island 感覚の島 暗闇の美術島 2021」(横須賀市猿島、2022)
コメント
滞在制作ということで、普段のアトリエではできないこと、制作過程という段階も鑑賞されることな
ど自身に問いかけながら、成果展に臨もうと思います。例えば、TOKYO MIDTOWN AWARD では、
鏡の原初のマテリアルである黒曜石をテーマに人工的に黒曜石の塊を制作し、その場で割った石器と
破片を跡として展示したのですが、審査員の方には制作自体に興味を持っていただけたので、この環境を用いてアップデートした鑑賞体験を作りたいです。
PICK UP EVENTS
-
エンターテインメント2024/11/14(木)〜12/25(水)
ガーデンへ一歩足を踏み入れると、無数の光が身体を包み込み雪の世界へと誘います。 今年は “Ensemblewrap~幾重に重なり、包み込む光~” をコンセプトに、訪れた皆様を夢中にさせるような、心躍るクリスマスをお届けします。