2024/7/12(金)〜7/28(日)第3期成果展『Drawing from practice 実践からの引用/ドローイング』
ソノアイダ♯TOKYO MIDTOWN AWARDでは、7月12日から7月28日まで第3期参加アーティストの後藤宙氏と松本千里氏による成果展を開催します。
- 開催期間
- 2024/7/12(金)〜7/28(日) 12:00〜19:00
- 休館日
- 月・火・祝日
- アーティスト
- 後藤宙、松本千里
- キュレーター
- 丹原健翔
- クロージングトーク*
- 7月26日(金) 18:30〜20:00 予定
- *ゲスト
- 川上典李子(ジャーナリスト/21_21 DESIGN SIGHT アソシエイトディレクター)
キュレーターより:
本展では、独自の作品スタイルを長く実践し続けてきた2人が、ソノアイダという"通勤型"レジデンス活動の中で、これまでの作風やメディウムにとらわれずに制作実践した成果を展示する。タイトル『Drawing from Practice』は、それぞれの実践の先に生まれた探求的な"ドローイング行為"(Drawing)と、これまでの実践を参照する(~to draw from A)という2つの意味を内包している。それは、ドローイング行為というものが広義的にはその手法やメディウムを指すだけなのではなく、これまでの(芸術の領域に限らない)実践に、人々がより自由に、流動的・自発的・内省的に、向き合っていくプロセスの中で生まれた形たちも指すのだという主張でもある。それは自由創作への賛美のようなテーマにとどまらない、もっと緊急性をもった、社会の中での意識の話なのかもしれない。

後藤宙 / KANATA GOTO
Tokyo Midtown Award 2016アートコンペグランプリ受賞者
1991年東京生まれ。ある仮面との出会いをきっかけに糸を使った作品の制作を始める。物の成り立ちやその構造への興味から幾何学や法則性と対峙しつつ、同時に瞬間の閃きや無作為的選択をオブジェクトに織り込む。主なメディアとして糸を使用した立体・平面作品やインスタレーションを制作している。 2018年 東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。SICF16 スパイラル奨励賞など受賞多数。

松本千里 / CHISATO MATSUMOTO
Tokyo Midtown Award 2017 アートコンペ・優秀賞受賞者
1994年広島生まれ。広島市立大学芸術学研究科博士後期課程修了。
伝統的な絞り染め技法を用いてインスタレーションやパフォーマンスなど、素材と技法に根差しながら、模様ではない立体的な表現を展開している。失われつつある日本古来の伝統的な技法から別の価値を創造することを目標に、新たな解釈を広げるアート活動をしている。立体的な絞りのつぶを人に見立てた「個と群衆」をテーマに、抽象的な空間造形を通して現代社会に息巻くエネルギーを作品に込めている。
主な展示に「第4回金沢・世界工芸コンペティション」(2019年)で入選、「六甲ミーツ・アート芸術散歩」(2020年)で準グランプリ獲得、「広島市現代美術館館外企画 松本千里-星つぶの彼方」(2021年)など他。
※画像はイメージです。掲載情報は予告なく変更になる場合がございます。
ソノアイダ♯TOKYO MIDTOWN AWARD
所在地:〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1-6-2 日本橋室町162ビル1F
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