Tokyo Midtown Award 2014

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2009年8月
2009年08月30日
くつくつしたレポート VOL 2

午後から東京地方は雨となりましたが、東京ビッグサイトへ出かけましたdash

本日は「グッドデザインエキスポ」の最終日。
毎年実施されている「グッドデザイン賞」審査。その、グッドデザイン賞の第2次審査会場を審査後、一般の方へ解放しているんです。その会場というのが、ビッグサイト、というわけです(24時間テレビの会場だったので、この週末は別の意味でも注目をあびた会場ですね)。

第1次審査を通過した作品全2,000点ズラリ。
会場を埋め尽くす沢山の人!ここでは、日本の最新のデザインを見ることができるんです。

-1.jpg
※会場内の様子


その中で、こちらに遭遇。


DSC04267.JPG
※「くつくつした」が出展中!


昨年のデザインコンペで審査員特別賞を受賞して、いち早く商品化された「くつくつした」。また別の形で、世の中に進出中のようです。

果たして、「くつくつした」はグッドデザイン賞を獲得することができるのか。
結果発表は10月。

お楽しみに。


Written by ルー

2009年08月27日
デザインハブ・キッズウィーク 「DREAM CITY」開催!

本部パウロです。


 先日、東京ミッドタウン・デザインハブのキッズウィーク企画、「DREAM CITY」が開催されました。

 

これはレゴ(R) エデュケーション センターの生徒さんたちがレゴブロックで、創造力、問題解決力を発揮し、1つの大きな都市を完成させることに挑戦させるイベント。ふだん、教室で学んでいる生徒さん達が教室を飛び出し、東京ミッドタウンで大都市を作るのです!


10万個以上のレゴブロックがバラバラの状態からスタートし、一人ひとりが、建物、乗り物、公園などを自由に制作していきます。

 

IMG_1428.jpg
まずは道から。

PICT0281.JPG

生徒さん達が一体となって、街を作り上げます。そこは未来の車が走ったり、緑があふれていたり、子供たちの想像する夢いっぱいの未来都市。building

 

PICT0293.JPG 

最終的には、総勢1,000人のアイデアを集結した1つの巨大なDREAM CITYが完成しました。happy02

 

レゴブロックは、小さい頃に誰もが親しんだことのある玩具の一つだと思います。こうして、子供の「デザインする力」が養われるのかな・・・eyeと、興味津津でした。

 

東京ミッドタウンはデザイン&アートの街です。

 

いつか、このDREAM CITYを作った子供が、大きくなって、東京ミッドタウンのデザインとアートを担う時がやってくるかもしれない、と遠い未来に思いを馳せる、夏の一コマでした。 

2009年08月26日
パウロ、NYへ行く!(その2)

本部パウロです。

 

夕方からは涼しい風が吹いており、秋を感じる今日この頃maple 日が経つのは早いものです。

 

本日は先日掲載のNY旅行記で予告した、「NYの街中のさりげないアート」についてお届けしたいと思います。

 

NYでは美術館以外にも、名所を巡って来ました。

 

まずは、あのマドンナが田舎からNYに出てきて、イエローキャブの運転手に、「この街の一番大きな場所に連れて行って」と告げ、降り立ったことで有名なタイムズ・スクエア。

 

「一番大きな」だけあって、何もかもがダイナミック...。看板は立体、ネオンが光り、人も車も入り乱れ、映画等で良く見る光景が目の前にあります。

 

そんなタイムズ・スクエアでは、地下道でアートを発見。

タイムズスクエア地下道.JPG
ニューヨーカーの石膏像。

 

一番前の方の、くしゃっとした紙袋が、ニューヨーカーの忙しさを表現している気がしてなりません。リアルすぎて、すっかり街の風景に溶け込んでいました。

 

続きまして、チェルシーで見つけました、こちら。

チェルシー街.JPG

あ、人が落ちてくる!wobbly危ない。

 

街中に突然出現したアート作品です。

 

チェルシーには、ギャラリー街があります。日本でもおなじみのアンディ・ウォーホルや、ジャン=ミシェル・バスキアの作品が街の各所で無料で見られます。ギャラリーなので、もちろん購入もできますが、普段日本では美術館で出会うようなアーティストの作品が売られている光景に、NYのアートとの身近さを再び感じましたart

 

7日間に及ぶNY旅行でしたが、感じたのは「人とアートとの身近さ」でした。


お休みの日は美術館やギャラリーへアートを見に行く。また、日常でも街中にアートが溢れている。アートに触れることが自然にできる街だと思いました。

 

東京ミッドタウンも、「デザインとアートの街」をコンセプトに、様々なアートを有する街です。美術館やデザイン施設もあり、手を伸ばせばすぐに、デザインやアートに出会えます。また、Tokyo Midtown Awardは次世代のアートとデザインを担う人材を応援するアワードです。

こうして、デザインとアートを発信し続ける街がここにもある、ということを皆さんに知ってもらいたい。

 

NYから帰国し、そんな思いを抱いております。

2009年08月24日
東京ミッドタウンのデザイン&アートファイル アート編その2(「妙夢」安田侃)

本日は、東京ミッドタウン内のパブリックアート作品「妙夢(みょうむ)」をご紹介します。8月10日(月)にご紹介した「意心帰(いしんき)」と同じ、安田侃(やすだかん)さんによるアート作品です。

東京ミッドタウンの玄関ともいうべき、プラザの1Fで多くのお客様を迎えるのが、この作品。

その存在感は抜群で、既に六本木を代表する待ち合わせスポットになりつつあったり、よくドラマ撮影でも使用されています。実際に見たことのない方も、もしかすると、すでにテレビで目にしている、ってこともあるかもしれません。


そんな作品の特別な愉しみ方を本日はご紹介。


東京ミッドタウンにお越しの際には、この作品に腰掛けてみてください。方向はミッドタウンの建物方面を向いてみてください。


DSC04081.JPG


そうすると、東京ミッドタウンで一番大きいフォトフレームができあがります。


DSC04079.JPG
※ちょうど作品の内側の淵がフレームになって、一つの写真のようになります。

さて、みなさんの目にはどのようにうつるでしょうか。
東京ミッドタウンの「風景みやげ」です。

是非試してみてくださいね。


Written by ルー

2009年08月21日
本日、アートコンペ2次審査。

突然ですが、こちらのページの、「Room7」をクリックしてみてください。

 

この「Room7」にて、本日、アートコンペの2次審査が開催されました。1次審査を通過した8名の方がこの会場で、模型を用いたプレゼンテーションを行いました。

 

前方にステージが設置されているような、ちょっとした「大会場」。
本日プレゼンする8名の応募者は、さぞかし緊張するのではないかな~bearingと心配はしましたが、せっかくの作品を披露してくださる場所になるので、大舞台のほうがいいのではないか、と事務局にて、この場所を会場にすることは決定していました。

 

しかし、、、。

 

まず、10時前くらいから、お一人、お二人、とプレゼンテーションが次々に行われたのですが、「緊張しているcoldsweats02」という素振りもない方ばかり(少なくとも私の目にはそう映りました)。非常に堂々としているそのプレゼンテーションぶりに感服しながら、審査の進行役を努めておりました。

 

私の中の、「アーティストは作品で語るが故、多くの言葉を語らない」というイメージが覆される新鮮な体験でした。アーティストの方がどんどん語る、そんな時代になってきたのかな、と。

 

作品事態も、本日プレゼンテーションをしていだいたアーティストの方全員にガラスケース展示に挑戦して欲しい!と思わずにはいられないものばかりでした。

 

皆さん、本当にお疲れさまでした。


今後、審査を通過された4名の方に実際にガラスケースの中で作品を制作して頂き、完成した段階で、最終審査を実施します。各賞の発表は10月23日(金)を予定しています。
 

残念ながら今回はチャンスがめぐってこなかった方も、いつかチャンスを掴んで、例えば10年後、「××アワードの審査員ををしています」、「××美術館で個展を開きます」、など、そんなビッグニュースを携え、また、この街でお会いできれば、と思います。

 

そんな日を夢見て。


Written by ルー

 

 

2009年08月20日
ビールと富士山

夏といえば、ビール!

 

ここ何日か、東京も夏らしい天気が戻った気候ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうかsun 

 

さて、こちらは一部の皆さまには見覚えのあるグラス↓

DSC04069.JPG 

 

昨年のデザインコンペ受賞作品(審査員特別賞の水野学賞)、「冨嶽百三十九景色(ふがくひゃくさんじゅうきゅうけい)」です!このグラスにビールを注ぐと、どこの国にいても黄金の冨士山ができあがる、というこの作品。(昨年の受賞作品一覧はこちら

 

この作品の商品化をすすめる一環として、受賞者の鈴木啓太(すずきけいた)さんと、審査員の水野学さんのオフィスを訪問しました。

  

商品として、販売するとして、店頭にどう並べるか、いくらで販売するか、どんなお店にならべたいか、どんなパッケージがいいか、どんな商品名だったら手に取りたくなるか、など、鈴木さん、水野さんと色々と意見交換をしました。

 

 

DSC04059.JPG様々なアイディアが飛び交います。(写真左)鈴木さん (写真右)水野さん

 

 

本日の成果品はこちら。

DSC04063.JPG 
鈴木さんと富士山(FUJIYAMA GLASS)←仮称です。
こらから商品名も検討していきます。

 

近々店頭に並ぶことを目標に、今日も商品化をすすめています。どうぞお楽しみに! 

 

Written by ルー