
「デザインを五感で楽しむ」をコンセプトに、2007年から開催しているデザインの祭典。
国内外の第一線で活躍するデザイナーや注目のデザインが、東京ミッドタウンに集まります。
デザインの魅力や可能性を誰もが身近に体感できるイベントです。
Keyword
デザインの裏
だれもが正解のない問題に向き合わなければならない日々が続く中、
わたしたちは、デザインからどんなヒントを得ることができるでしょうか。
そのヒントは、完成された商品やサービスのデザイン以上に、
完成形に至るまでのデザイナーの思考や制作プロセスに潜んでいるのではないでしょうか。
Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2021では
「デザインの裏」をキーワードに、デザイナーの視点を読み解きながら
さまざまなコンテンツを展開していきます。
Creator’s Message
たとえば、デザインというものを花に見立ててみる。
日々の生活の中でごく自然に目にし、接しているのは、きっと花のついた部分で、その色や形がどこかで誰かを楽しませたり、何かの役に立ったりと、社会のあちこちを豊かに彩ってくれているような気がします。
いったいその花はどうやって生まれ、育ち、咲いたのだろう。
今年のキーワードは「デザインの裏」。花を背中側から描くことで、普段とはちょっと違ったアングルから観るデザインの感触を楽しんでもらえると良いなと思いました。

川尻竜一
川尻竜一
グラフィックデザイナー。札幌在住。2010年よりデザ院株式会社所属。広告などのアートディレクションやグラフィックデザインの仕事を手がけるほか、自身のグラフィック作品も制作。JAGDA新人賞(2021)、札幌ADC グランプリ(2019)など。愛犬家。
ミッドタウン・タワー5Fに事務所を構える公益社団法人日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)。
Tokyo Midtown DESIGN TOUCHのメインビジュアルは毎年、JAGDA新人賞受賞者が制作しています。