- Midpark Dungeon
- Midpark Workshop
- Design Touch Conference
- Shop Event
- Stamp Rally

10.18 (Fri) - 11.4 (Mon・Holiday)
場所 ミッドタウン・ガーデン 芝生広場
- 期間2013年10月18日(金)~11月4日(月・振休)
- 時間11:00~18:00
- 場所ミッドタウン・ガーデン 芝生広場
- 料金無料
- 主催東京ミッドタウン
- 設計藤村龍至(建築家)
秋風が吹き抜ける緑豊かな芝生広場に、冒険心をかきたてる仮想都市「ミッドパーク・ダンジョン」が出現します。
木材で区画分けされた格子状の都市空間に潜む、4つの体験スクエアを進みながら目指すは“ミッドパーク摩天楼”。
塔の上から全貌を見渡せば、クエスト(探求)達成です。


ダンジョンとは、地下迷宮などを意味する言葉です。もともとは、中世ヨーロッパのお城にある地下空間のことをいいましたが、近年は、ロールプレイングゲームの冒険の最終ステージとして、称されるようになりました。「ミッドパーク・ダンジョ ン」は、ミッドタウンに現れた“冒険の舞台”なのです。

道路を格子状に配列する「 グリッドプラン」は 、古くから世界の多くの都市で採用されている都市計画です。日本の平城京などもグリッドで構成された都市です。そんなグリッドプランのうち、最も有名かつ大規模なものが、アメリカ ・ ニューヨークのマンハッタンで 19世紀初頭に計画された「マンハッタン・グリッド」。今なお世界中の建築家が立ち戻る、都市計画の金字塔です。



1976年東京生まれ。藤村龍至建築設計事務所代表。2010年より、東洋大学建築学科専任講師も務める。主な建築作品に、「BUILDING K」、「家の家」。編著書に『アーキテクト 2.0』、『コミュニケーションのアーキテクチャを設計する』。主なキュレーションに「超群島 − ライト・オブ・サイレンス」がある。

お好きな入口から、セントラルパーク(公園)やスクエアを抜けて、摩天楼へ。
4つのスクエアには、都市に存在する様々な光景を象徴的に表現したコンテンツが待っています。
気持ちのいい高い秋空のもと、仮想都市が創りだすダンジョンを全身で感じながらデザイン探しの冒険を楽しんでください。

木材で組み立てられた高さ約8mの高みから、ダンジョンを見渡せば、グリッド構造が一目瞭然。視線の高さを変えることで街を創るデザインが、見えてきます。

ロックフェラーセンターのようなランドマークが、ダンジョンのゴールです。

顔を出したり、登ったり、中を抜けたり。大人にはなんだか懐かしい、子どもには目新しく楽しい“土管”。もともと建材なのに、多くの人が本来の役割ではない魅力を感じ、遊び場として親しむ不思議な存在です。


下水管やトンネルは、都市インフラの基本です。

可愛らしいハートのカタチは、じつは日本で昔から建築などに使われる「猪目(いのめ)」文様とそっくり。そんなハート型の巨大なオブジェが出現します。ハート越しに見える摩天楼は、絶好の撮影スポットです。


オブジェは都市を彩るアイコンであり、摩天楼の軸線と呼応して都市軸も形成しています。

七色に輝くシャボン玉のシャワーが、絶え間なく舞い上がります。流れに身をまかせるシャボン玉で知る、空気や風の姿。空気をつかまえるように、軽やかに舞うシャボン玉を追いかけながら、空を見上げてください。


建築を模したモニュメントからシャボン玉を放出します。バブル経済の起点となったのはニューヨークのプラザホテルで開催された会議での「プラザ合意」だとされていることから、“バブル”で掛けています(笑)。

芝生広場の上にもう1枚芝生が敷かれたような、大きな緑のトンネルです。洞窟の穴のようにところどころに開いた緑の穴から、探検家気分で顔を出して楽しんでください。やさしく射し込む秋の光が、素敵です。


都市型のポケットパークにある植栽の木漏れ日をイメージしました。

仮想都市ミッドパーク・ダンジョンの中央に設けられた公園は、まさにセントラルパーク。都市に欠かせない憩いの空間です。東京のまん中の、まん中にできた緑のオアシスで、どうぞくつろぎのひとときを。