アワードニュース

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2018年7月26日Award News

パブリックアート恒久設置コンペ「The Best of the Best TMA Art Awards」グランプリ決定

東京ミッドタウンは、“「JAPAN VALUE(新しい日本の価値・感性・才能)」を創造・結集し世界に発信し続ける街”を目指す一環として、Tokyo Midtown Awardを開催しています。2017年にその10回目を迎え、アートコンペの総受賞者は51組となりました。東京ミッドタウンは継続的なアワード受賞者支援の取り組みの一つとして、このたび Tokyo Midtown Award 第1回から第10回までのアートコンペ受賞者を対象にしたアートコンペ、「The Best of the Best TMA Art Awards」を実施しました。

応募総数は、過去受賞者の69%にあたる35作品でした。(応募は1名1作品案まで)審査基準は、①コンセプト:東京ミッドタウンに恒久設置する作品としてふさわしいコンセプトがあるか、②テーマ:東京ミッドタウンのパブリックアートのテーマ「ハイブリッド・ガーデン」にそっているものか、③芸術性:芸術性の高い作品であるか、④場所性:東京ミッドタウンという施設、また、その設置場所の場所性を理解したものか、⑤現実性:恒久設置するパブリックアートとして、メンテナンス性、安全性を担保しているものか、⑥独創性:未発表の作品で独創性を感じられるものか、とし、6名の審査員により審査が進められました。1次審査は書類審査を行い6作品を選出、2次審査(最終審査)では、1次審査を通過した作家が模型を使って公開プレゼンテーションと審査員との質疑応答を行い、厳選なる協議のもと、グランプリ1作品が決定しました。このグランプリ作品は、東京ミッドタウン20番目のパブリックアートとして制作・設置され、2019年3月にお披露目となる予定です。

Tokyo Midtown Awardアートコンペの受賞者は受賞時以降も作品制作により真摯に取り組み、作家としての個性を確立しながら、様々に活躍し経験を積んでいます。そのため、応募作品案も大変に練られた実力を感じさせられるものが多く、特に最終審査に残った6作品は拮抗して、様々な角度から審査員に協議され、議論を重ね、審査には長時間を要しました。

審査の結果、栄えあるグランプリに輝いたのは石山和広さん(2010年受賞者)による《絵画からはなれて[磊](らい)(仮)》です。

石山和広/絵画からはなれて「磊」(仮)
プレゼン時の画像_1 プレゼン時の画像_2

石山さんには大きな拍手を送るとともに、今回ご応募いただきました35名の皆様に、心より感謝申しあげ、皆様のますますのご発展を主催者一同心より祈念いたします。

「The Best of the Best TMA Art Awards」概要

テーマ:

ハイブリッド・ガーデン

審査員:

  • 児島 やよい キュレーター
  • 清水 敏男 東京ミッドタウン・アートワークディレクター/学習院女子大学教授
  • 土屋 公雄 彫刻家/愛知県立芸術大学教授/武蔵野美術大学客員教授
  • 中山 ダイスケ アーティスト/アートディレクター/東北芸術工科大学学長
  • 八谷 和彦 メディアアーティスト/東京芸術大学美術学部准教授
  • 中村 康浩 東京ミッドタウンマネジメント株式会社 代表取締役社長

賞:

グランプリ1点 300万円
※グランプリ受賞作品は東京ミッドタウンの20番目のパブリックアートとして恒久設置されます。
制作費:実費最大3,000万円(税抜)

応募期間:

2018年4月1日(日)〜5月1日(火)

グランプリ作品概要

タイトル:
絵画からはなれて [磊](仮)
受賞者:
石山和広/アーティスト(Tokyo Midtown Award 2010 アートコンペ受賞者)
作品コンセプト:
庭における「石」の象徴

日本は国土の7割が山岳地域であり、その文化の形成には山の存在が深く関わってきた。そもそも山は雲を留めることで川として人々に水をもたらし、また高く造形的であるその容姿から人々の想像力を掻き立て、かつ人類の敬いの対象となってきた。
一方で、日本の庭にはその起源から石が欠かせないものとして備わっている。庭における「石」は常に山のメタファーである。
この岩むき出しの山は、東京ミッドタウンパブリックアートのコンセプト、「ハイブリット・ガーデン」における「石」であり、同時に人々が変わらず敬意を抱いてきた山である。