2025年2月3日Award News
2015年デザインコンペ受賞者の清水覚さんが、「2024年度東京ビジネスデザインアワード」にてテーマ賞を受賞しました。清水さんは、受賞した全9件のうち3件の提案に関わっています。
東京都内のものづくり中小企業の技術や素材と、デザイナーのアイデアや視点を掛け合わせ、新しいデザインやビジネスを生み出している「東京ビジネスデザインアワード」(以下TBDA)。企業が持つ技術や素材を「テーマ」とし、デザイナーからアイデアを募集、審査会による選考を経て「テーマとデザイン提案のマッチング」が決定した作品をテーマ賞とし、アイデアの実現化に取り組みます。
2025年2月4日に開催される提案最終審査会では、テーマ賞を受賞した9件の受賞デザイナーのプレゼンテーションにより審査が行われ、最優秀賞1組と優秀賞2組が選出されます。
テーマ:金属切削による高精度な軸物加工 株式会社開工精機製作所(板橋区)
提案:切削加工技術を軸とした事業再創造
受賞者名:清水覚(ビジネスデザイナー)・井上弘介(デザイナー/中小企業診断士)
テーマ:唯一無二の立体感を持つ極厚・凹凸加工技術 東和マーク株式会社(北区)
提案:「貼る」を文化にする新製品の提案
受賞者名:清水覚(ビジネスデザイナー)・清水彩香(販売スタッフ)
テーマ:金属板の自由自在な加工技術と高速な試作体制 磯村産業株式会社(葛飾区)
提案:磯村産業オリジナル製品のリブランディング
受賞者名:清水覚(ビジネスデザイナー)・本島祐太郎(コンサルタント)
2023年アートコンペ受賞者のLiisaさんが、クマ財団ギャラリーで実施されるグループ展シリーズ「KUMA experiment 2024-25」vol.6「夕暮れを待つ星」に出展します。
若いクリエイターの活動を支援・助成することを目的とするクマ財団。同展はクマ財団による「クリエイター奨学金制度」に採択された、25歳以下のクリエイターによる成果発表を目的として開催されます。アート・テクノロジー・音楽・建築・パフォーマンス・小説など幅広いジャンルから表現方法や活動地域の異なるクリエイターが集まり、展覧会を企画、作品をプレゼンテーションします。
2018年アートコンペ受賞者の青沼優介さんが「Art Award おおたかの森 2024」立体アート部門で大賞を受賞しました。
同アワードを主催する流山おおたかの森S・Cは、2019年より「流山おおたかの森S・C グラフィックアワード」を開催してきました。2024年からは「Art Award おおたかの森」として「平面グラフィック部門」と「立体アート部門」の2部門にて開催し、地域の生活基盤を支えるショッピングセンターを媒介とした、文化の息づくまちづくりを目指しています。
「立体アート部門」では、街の新たなシンボルとなる立体アート作品を募集。青沼さんは街の持続性を表すリボンのような造形の彫刻作品を制作し、エリアが持つ文化や都市を包括する力とその可能性を表現しました。作品は、流山おおたかの森S・C FLAPSに面する歩道沿いのスペースに設置され、2025年2月から約1年間展示される予定です。※期間は変更となる場合あり
作品名:「街のぬいしろ」
受賞者名:青沼優介