東京ミッドタウンは、"「JAPAN VALUE(新しい日本の価値・感性・才能)」を創造・結集し世界に発信し続ける街"を目指す一環として、2020年で13回目となるTOKYO MIDTOWN AWARDを開催しました。次世代を担うデザイナーやアーティストとの出会い、支援、その先のコラボレーションを目指し、デザインコンペ・アートコンペの2部門を設け、幅広く参加作品を募集。若い才能を応援する登竜門となるアワードを目指し、両コンペとも39歳以下を応募要件として設定しています。結果、今回は、総計1,744件のご応募をいただきました(デザインコンペ1,465件/アートコンペ279件)。デザイナー、アーティスト、キュレーターなど第一線で活躍する審査員を迎え、厳正なる審査のもと16点の受賞作品およびファイナリストを決定しました。それぞれの審査員からの総評も是非ご覧ください。
主催:東京ミッドタウン
協力:一般社団法人ノマドプロダクション
東京ミッドタウン・デザインハブ
株式会社JDN
後援:University of Hawaiʻi at Mānoa / Department of Art and Art History
トロフィーはアートコンペの審査員 大巻伸嗣氏がデザインし、TOKYO MIDTOWN AWARD 2020のために制作したオリジナルの作品です。
未生の音を奏でるために、“Dumbbell”トロフィーを制作した。
“Dumbbell”とは、18世紀にイギリスで登場した言葉で、音のしない鐘を意味し、オックスフォード英語辞典にも「教会の鐘を鳴らす器具に似た、ただし鐘部分が無く音のしない(dumb)もの」とある。
発する音が周りに聞こえるようになる、伝わるようになるには時間がかかります。たとえすぐに伝わらなくとも、自らの表現を磨き続け、作家として信じる音を鳴らし続けることこそアーティストやクリエイターにとって必要なことではないでしょうか。受賞された作家の方々が、今後どのような音を鳴らし続けていくか楽しみに、このトロフィーを贈りたい。
お気に入りの作品にオンラインで投票して作家を応援しましょう。一番多く投票を獲得した作品が東京ミッドタウン・オーディエンス賞に輝きます。
2019年の様子