2023年10月5日Award News
2021年アートコンペ受賞者の丹羽優太さんがArt Collaboration Kyotoの特別展示に出展します。
Art Collaboration Kyoto(ACK)は、「現代アートとコラボレーション」をテーマに京都で開催されるアートフェアです。現代アートに特化したアートフェアとしては日本最大級で、日本と海外のギャラリー、行政と民間、美術とその他の領域などがコラボレーションする点に特徴があります。
丹羽さんは現代美術家と純金工芸ブランドSGCのコラボレーションから生まれる「SGC アートコレクション」の特別展示で、サノオノミコトの八岐大蛇退治をモチーフとした金屏風を含む黄金のインスタレーションを東福寺塔頭の光明院「観庭楼」に展開します。
2018年アートコンペ受賞者の青沼優介さんが主宰のデザインスタジオ「スタジオ・ポエティック・キュリオシティ」が東京ミッドタウン ガレリア3F『STYLE MEETS PEOPLE』で展示会を開催します。
詩的な好奇心をテーマにデザインした作品を観て、感じるための企画展です。代表作である「Wind Whisperer」「Fabric Records」をはじめ、本展覧会で発表する新作のプロトタイプなど、結成から現在までのスタジオの軌跡を一挙にご覧いただけます。
スタジオ・ポエティック・キュリオシティは「詩的好奇心」をテーマとして掲げるデザインスタジオで、2020年に青沼優介さんと三好賢聖さんによって結成され、東京を拠点に活動しています
2017年アートコンペ受賞者の金子未弥さんが芸術祭「九鬼祭」に参加中です。
九鬼祭(くかみまつり)は、洞川の後鬼にまつわる伝承を基に、ご縁をいただいた9名のアーティストが詩人・谷川俊太郎さんと企画を練り上げ、地域の方々と協力しながら生み出す地域協創型の芸術祭です。洞川の豊かな文化を後世に継承し、観光振興に貢献したいという想いを込めてこの祭は企画されました。
九鬼祭は、洞川の伝承からインスパイアーされたオリジナルのストーリー『九鬼物語』(文:覚 和歌子)をベースに企画されています。
金子さんはプロジェクトコーディネートも担当しています。
2016年アートコンペ受賞者の副島しのぶさんが令和5年度文化庁メディア芸術クリエイター育成支援事業の「国内クリエイター創作支援プログラム」に採択されました。
採択企画である短編アニメーション《彼女の話をしよう Talking about Her》は2024年12月に完成予定です。メディア芸術クリエイター育成支援事業は、若手クリエイターの創作活動を支援することにより、次世代のメディア芸術分野を担うクリエイターの水準向上を図るとともに育成環境を整備します。また、メディア芸術分野における国内外のクリエイター同士の交流を推進し、交流機会を通じた国内クリエイターの育成を促し、その成果を国内外に広く発信することで、我が国メディア芸術水準の向上と発展に資することを目的としています。
「国内クリエイター創作支援プログラム」は、5年以上の活動歴を有する、または、これまでに国内外で顕彰等の受賞歴がある概ね40代までのクリエイターを対象に、メディア芸術分野での新しい作品創作の企画を募り、専門家からのアドバイスや技術提供をはじめとした育成支援、他のクリエイターとの交流支援、成果発表の機会の提供や制作費など、選出された企画の具体化を様々な形で支援します。
また、採択された企画の「成果発表イベント」を2024年2月17日(土)〜25日(日)に開催予定です。
さらに、副島さんは逗子アートフェスティバルにて、作品を上映・トークイベントに登壇予定です。
逗子アートフェスティバル(Zushi Art Festival - ZAF)は、逗子市文化振興条例に基づく逗子市文化振興基本計画に掲げた基本方針「地域の文化を市民の手で拓く」を具体化するものとして、逗子市総合計画及び逗子市文化振興基本計画に位置付けられている事業です。
10月22日(日)には、Chim↑Pom from Smappa!Group、百瀬文さん、キュンチョメさん、副島しのぶさん、磯村暖さんの映像作品の上映とアーティストのトークイベントも予定しています。詳しくは下記の関連リンクをご確認ください。
撮影:新見美術館 展示の様子
2012年アートコンペ受賞者の大村雪乃さんの個展「シールアート 大村雪乃展~夜景旅行」が岡山県の新見美術館で開催中です。