2025年4月11日Award News
昨年の様子
東京ミッドタウンで開催される、MIDTOWN OPEN THE PARK 2025「こいのぼり GALLERY」に、TOKYO MIDTOWN AWARD の歴代受賞者が作家として参加します。
「こいのぼり GALLERY」では、「子どもの成長を願う」をテーマに、国内外のアーティストやデザイナーが手がけた101匹の個性豊かなオリジナルこいのぼりが新緑のミッドタウン・ガーデンを彩ります。TOKYO MIDTOWN AWARD デザインコンペ・アートコンペの歴代受賞者22組がデザインしたオリジナルのこいのぼりや、さらにTOKYO MIDTOWN AWARD デザインコンペの審査員を務める篠原ともえさんがデザインしたこいのぼりもご注目ください。
2022年デザインコンペ受賞者の瀧澤光さん、田村開さんによるクリエイティブユニット「bon.」。同ユニットが製品企画、プロダクトデザイン、トータルプロデュースを行い、株式会社栗原精機、MOSOProductと共同で開発したアルミ製お香立て「YOKOU」が、国際的なデザイン賞「iFデザインアワード2025」を受賞しました。
「YOKOU」は新機構の「スリット蓋方式」を備え、お香の灰が自然と蓋の細い穴へと落ちるデザインが特徴。お香を手間なく、綺麗に、安全に楽しむことができます。
作品名:YOKOU
受賞者名:Creative unit - bon.、株式会社栗原精機、MOSOProduct
2020年アートコンペ受賞者の川田知志さんが、「Study:大阪関西国際芸術祭 2025」に参加します。
「Study:大阪関西国際芸術祭 2025」は現代アートの国際フェスティバルで、第4回目となる2025年は大阪・関西万博と同時期に開催されます。会場は、万博会場(夢洲)や大阪文化館・天保山、大阪府立国際会議場、西成・船場地区、国立民族学博物館(70年万博開催の万博記念公園内)などで、50名以上・18カ国のアーティストが参加。大阪・関西万博会場と大阪一帯をアートでつなぎます。川田さんは船場エリアの船場エクセルビルを会場に作品を展示します。
川田知志「太郎の色とカタチ×パブリック」2024、滋賀県立陶芸の森 陶芸館ギャラリー、撮影:表恒匡
2010年アートコンペ受賞者のきのしたがく(木下岳)さんが、「つくばショートムービーコンペティション2025」で佳作を受賞しました。
つくばショートムービーコンペティションは、10分以内の短編映画のためのコンペティション。「自由部門」「ショートショート部門(SS部門)」「つくば部門」「全天周映像部門」があり、2025年の開催では163件の応募のなかから11作品がノミネートしました。
受賞したきのしたさんの作品は、春の季節に繰り広げられる、新学期のBoy meets Girlストーリー。3月1日にはつくばエキスポセンターで上映会も開催されました。
賞:佳作
作品名:「負けたらケライ!」だぞ
受賞者名:きのした がく(監督)
『無用的芸術 フクモ陶器』
2009年アートコンペ受賞者の福本歩さんによるオリジナルブランド「フクモ陶器」の書籍『無用的芸術 フクモ陶器』が、2025年4月に大福書林より発売されます。
「フクモ陶器」は福本さんが開発・製造・販売するオリジナル陶器のブランド。“いんちき”な骨董品や偽の土産物などをつくり、さまざまな場所で販売をおこなっています。そのフクモ陶器の初の書籍『無用的芸術 フクモ陶器』では作品の数々が掲載されます。また、刊行記念フェアが全国各地のギャラリー・書店にて続々開催予定です。
※2025年3月時点で公表済みの刊行記念展覧会は以下