2024年12月2日Award News
Photo by Julian Salinas
Photo by Kaori NISHIDA
TOKYO MIDTOWN AWARD の新たな受賞者支援の形として、2024年2月より開催している「ソノ アイダ#TOKYO MIDTOWN AWARD」。第6期のアーティストとして、2024年アートコンペ受賞者のさとうくみ子さん、Sareena Sattaponさん、まちだリなさんが参加します。
2024年デザインコンペ受賞者の中村綾さんが、第3回「学生プロジェクトデザインコンペティション 2024」で奨励賞を受賞しました。
同コンペティションは一般社団法人日本能率協会、一般社団法人HEAD研究会学生事務局が2022年より開催するもの。第3回のテーマは「みんなのコミュニティハブ」で、主に建築学系の学生、研究室及び建築系サークルや学生団体の方々から、現在構想中または進行中のプロジェクトを募集。51作品の応募の中から、最終審査に進む上位6作品と、奨励賞5作品が選出されました。
中村さんの作品は、街を解かすアイス屋「Tokeru」。街なかでアイスを購入すると、溶ける前にすぐに・近くで食べられる場所がないか探し始めるという人々の行動から着想を得たアイス屋のプロジェクトです。「アイスが溶ける束の間に、街や建築を解かす。」をコンセプトに、アイスの時間・場所の限定性を活かして、人が魅力的な空間に留まるきっかけを作ります。
2023年デザインコンペ受賞者の都淳朗さんが所属している株式会社コネルと株式会社ブリヂストンが協働で開発を進め、都さんがプロダクトデザインを担当した柔らかいロボット「Morph(モーフ)」が、2024年度グッドデザイン賞を受賞しました。
「Morph」はゴム人工筋肉を活用した柔らかいロボットで、「ゆだね、ゆだねられる」という体験を提供します。デザインは「未来のソフトロボット」をイメージ。生物の営みや自然の動きを反映した、生物ともロボットとも異なる「Morph」ならではの動作を実現しています。
2022年アートコンペ受賞者の中田愛美里さんが、グループ展「バグスクール2024:野性の都市」に出展します。
「バグスクール」は、株式会社リクルートホールディングスが運営するアートセンター・BUGによる、グループ展と参加型プログラムを組み合わせたプロジェクトです。今回、「都市」をテーマに設定し、7名のアーティストと協働して32日間限定のアートプロジェクト「バグスクール2024:野性の都市」を開催。参加アーティストたちの本能やプリミティブな感覚、私的な視点から「都市」を捉えた作品を展示します。
宮内さん出展作品「イカが全て」
2019年アートコンペ受賞者の宮内裕賀さんが個展「イカが全て」を開催します。
2004年にイカの美しさとおいしさに魅了され、宮内さんがイカの絵を描き始めてから20年となる今年。鹿児島市に構える自身のアトリエでは5年ぶりとなる個展を開催します。