2022年3月8日Award News
東京ミッドタウンで開催される第3回「匿名希望展」に、TOKYO MIDTOWN AWARDのこれまでの受賞者が数名参加します。「匿名希望展」とは、有名アーティスト、ファッションデザイナー、タレント、シェフ、美術学校の学生、小さな子どもたちなど幅広い方々、総勢約261名の作品を匿名で展示販売する、チャリティーアートイベントです。
「 MUSIC ・ 音 」をテーマに描かれた作品を、作者を匿名にすることで、先入観なくアートを購入いただくことができ、展示終了後、購入いただいた方へ作品をお届けとともに、そこではじめて作者を知ることができます。
購入いただいた作品購入代金(一部運営費を除く)は、支援が必要な世界の子どもたちに、画材やクレヨンに換えてお届けし、アートに触れる機会を広げていくことを目的としています。
2019年デザインコンペファイナリストのNyokki、2017年デザインコンペ受賞者の不破健男さんが、商品開発プロジェクト「Aichi Design Vision 2021」に参加、クラウドファンディングが始まっています。
「Aichi Design Vision」はコロナ禍を背景に立ち上がったプロジェクトであり、時代や社会情勢を意識した商品開発をしていく試みです。東海地方を中心とするモノづくり企業4社と、デザイナー5組による5つの商品開発チームが結成されました。2021年度の商品開発のテーマは「ニューノーマルを楽しむモノ」です。暮らしを楽しく豊かにする商品を生み出すことを目指していく取り組みです。
【開発予定商品】
Nyokki × 旭鉄工株式会社 「SIKI TITANIUM CUTTING BOARD」
「SIKI TITANIUM CUTTING BOARD」…ハンドリングに優れるチタンのまな板。わずか215gと超軽量、一隈が緩やかにめくれて持ち上げやすくキッチンで小回りがききます。食材の匂い移りもなく、錆・カビの心配がありません。水気をすぐに拭き取れるので湿らせたくない食材のカットにも適しており、切ってそのままテーブルへのフードプレートとしても使用できます。旭鉄工株式会社の自動車部品製造で培った金属加工技術を生かした製品です。
(クラウドファンディング期間 ~2022年4月1日)
Nyokki × 旭鉄工株式会社 「ウチグ」
「ウチグ」…割る、叩く、潰す、揉み込む、練るといった、食材を"打つ"ことに特化したキッチンツール。本来食材がもっている食感、成分、旨味を引き出し、感覚的に力加減で料理することで、新たなレシピや調理法が生まれるなど、「つくる」「食べる」の幅が広がる新たな料理体験です。旭鉄工株式会社の自動車部品製造で培った熱間鍛造技術を生かした製品です。
不破健男さん × 旭鉄工株式会社 「pause」
「pause」…在宅ワークの常態化により、凝り固まった身体をほぐす純チタン製のボディケアアイテム。オブジェとしてもインテリアになじむデザインで、使った後に出しっぱなしにしても空間を乱しません。また、純チタンの表面は不動態皮膜に覆われているおかげで、汗やリンパ液に触れても成分が溶け出すことがなく、金属に弱い方でも使いやすいものになっています。
2016年デザインコンペ受賞者の大垣友紀惠さんが『一生幸せになれる料理147 お魚イラストレシピ大百科』を出版しました。
「ようこそ、魚料理のワンダーランドへ!」からはじまる、まったく新しいスタイルのレシピ本です。文章・イラストともに大垣さんが務めています。
個展「彼方からの手紙」
2020年アートコンペ受賞者の川田知志さんが大阪のアートコートギャラリーで個展「彼方からの手紙」を開催、さらに伊勢丹新宿店メンズ館「Seasonal Cohabit~Winter & Spring~」でも作品が展示されています。
「Seasonal Cohabit~Winter & Spring~」展示風景
Photo: Osamu Sakamoto
「Seasonal Cohabit~Winter & Spring~」は、伊勢丹新宿店メンズ館の4フロアに設置された立方体の展示空間SI(ストアアイデンティティ)に、CADAN(一般社団法人日本現代美術商協会)がキュレーションしたスペシャルインスタレーションを展示するコラボレーションプロジェクトです。
受賞作品『私たちの住んでいる家』
2018年アートコンペ受賞者のユ・ソラさんがsanwacompany Art Award 2022でグランプリを受賞しました。
受賞作品は2022年3月31日(木)まで、サンワカンパニー大阪ショールーム内に展示されています。
2017年アートコンペ受賞者の金子未弥さんがKYOTO STEAM 2022 国際アートコンペティションで準グランプリを受賞しました。
KYOTO STEAM 2022 国際アートコンペティションは、アーティストと企業・研究機関が対話を重ね制作した作品を展覧し表彰する国際コンペティションです。
金子さんは有限会社丸重屋と作品を制作しました。