2023年11月1日Award News
2023年デザインコンペ受賞者の大原衣吹さんが「JAMES DYSON AWARD 2023」で国内準優勝に選ばれました。
JAMES DYSON AWARDは、次世代のデザインエンジニアを称え、育成、支援するための国際エンジニアリングアワードです。対象者は、デザインやエンジニアリングを学ぶ学生や卒業後4年以内の若手エンジニアやデザイナーです。このアワードは、デザインエンジニアリングの必要性を伝え、次世代のエンジニア育成を目的に活動をする、ジェームズダイソン財団が運営しています。
自閉症スペクトラム障害の人に向けた集中のコントロールをサポートするツール。自閉症スペクトラム障害は高い集中力や記憶力をもつ反面、他のことに意識が向けられないため周りの呼びかけに気が付かない、時間感覚がなくなり生活リズムが狂ってしまうなど日常生活に支障をきたすことがある。 自閉症スペクトラム障害の特性である視覚的優位を生かし、ブロックが積み上がった高さで回数・時間を可視化し進捗把握を促す。また、ビー玉を転がし止まった場所に従ってあらかじめ決めた行動をとることで、意識を外に向け十分な時間休憩をとることを促す。
2023年デザインコンペファイナリストの蘭雲傑さんが16th シヤチハタ ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティションで、審査員賞である深澤賞を受賞しました。
深澤賞「柔らかい判子」
柔らかい素材でできたハンコです。一般的にハンコは平面に押すことが多いものですが、この提案では紙箱の角や凹凸のある面などにフィットし、立体的に印字できます。ハンコの使い方の可能性を広げ、思いもよらないところにしるしがつけられるかもしれません。
2022年デザインコンペファイナリストの吉田峻晟さんが「木材を使った家具のデザインコンペ2023」で銀賞を受賞しました。
「木材を使った家具のデザインコンペ」は、木材という豊富な資源を活用する手立てとして、培われた技術にデザインの力を加えて、広く世界の人々に知ってもらえるオリジナル性の高い、高品質な製品づくりを目指すコンペです。
吉田さんは『150stools』という作品で銀賞を受賞しました。
2021年デザインコンペ受賞者の有留颯紀さん・2021年デザインコンペファイナリストのイシタキョウさん・時岡翔太郎さん・2020年デザインコンペ受賞者の若田勇輔さん・2019年デザインコンペファイナリストの有村大治郎さん・コエダ小林(小林優也)さんが「MITTSU PROJECT -人と人をつなげる食品パッケージ- 展」に出展します。
アートディレクション・VI・グラフィックデザイン・展示構成は、21B STUDIOの有村大治郎さんが担当しました。
2016年デザインコンペ受賞者の深地宏昌さんの個展「Shape of NOW」が開催中です。
過去・未来といった時間軸、時間によって生まれる新しい・古いなどの概念に着目し、腐食させた銅板にプロッタードローイングの緻密な線を幾重に彫って描いた新作「Aging」シリーズをはじめ、ドローイングに偶発的な箔を施した「Peeling」シリーズやコンピュテーショナルプロセスを活用して創る陶芸シリーズ「Com-Potte」など、多様な作品群を織り交ぜて展示が構成されています。
ART IN THE OFFICE 2023 受賞作品 Liisa《Liminal space》2023年/シートに油性インク、アクリル、スクリーントーン/ サイズ可変 画像提供:マネックスグループ株式会社
2023年アートコンペ受賞者のLiisaさんが「ART IN THE OFFICE 2023」を受賞しました。
「ART IN THE OFFICE」は、2008年よりマネックスグループ株式会社が社会貢献活動及び社員啓発活動の一環として継続して実施しているプログラムです。
現代アートが未開拓の表現を追求し、社会の様々な問題を提起する姿勢に共感し、マネックスグループ株式会社を通じて現代アートの新進アーティストを支援する場づくりをしたいとの想いから発足しました。
2023年度は、134の応募作品案の中から、Liisa さんの「Liminal space」が受賞作品として選出されました。
2020年アートコンペ受賞者の川田知志さんが「still moving final: うつしのまなざし 学長室壁画引越しプロジェクト(第2期)」を開催中です。
「still moving」シリーズは、10月に京都市立芸術大学のJR京都駅東側エリアの新キャンパス移転に向けた京都市立芸術大学ギャラリー(@KCUA)のプレ事業です。その最終回として、沓掛キャンパス学長室の壁画を新キャンパスへと「引越し」させ、大学の有する芸術資源の保存・活用のあり方について考察するプロジェクトを実施します。
沓掛キャンパス学長室の壁画(フレスコ画)は、2015年度後期に当時の本学関係者の協力のもと、川田知志さんによって制作されたものです。フレスコ画の移設技法であるストラッポを用いて壁面から描画層のみを引き剥がし、@KCUA(堀川御池)に運び込んで別の支持体にうつして移動可能な状態にしたのち、新キャンパスへと運び込みます。また壁画の一部は壁ごと取り外し、沓掛キャンパスのアーカイブとして保存されます。
新キャンパスへの移動後に行われる第2期展示では、再構築し、展示可能な状態にした壁画ならびにプロジェクトの記録映像の展示を行います。
2019年アートコンペ受賞者の宮内裕賀さんが「宮内裕賀個展 イカのスクイッド」を開催します。
この個展は、宮内さんが「美の起原展 2022」で特別賞を受賞した記念として開催されます。
西日暮里駅での展示の様子
2019年アートコンペ受賞者の古屋真美さんが「Yamanote Line Museum POP」に出展中です。
「Yamanote Line Museum POP」は、駅のポスターフレーム等を活用して「アート作品」をPOP UPのように期間限定で巡回しながら展示し、山手線18駅をPOPなアートで彩るイベントです。
お気に入りの作品は、展示作品と一緒に提示されている2次元コードを読み込むと、JRE MALL「東京感動線ショップ」にてご購入いただけます。
2019年アートコンペ受賞者の盛圭太さんが個展「眠たい名前」を開催中です。
2018年アートコンペ受賞者のYU SORAさんがFUJI TEXTILE WEEKに参加します。
FUJI TEXTILE WEEKは、1000年以上続く織物の産地でもある山梨県富士吉田市の産業の歴史を根底に、伝統産業および地域活性を目的として2021年よりスタートした、テキスタイルと芸術が融合する国内唯一の布の芸術祭です。
織物産地の事業者と国内外アーティストがコラボレートした作品などを展示する「アート展」と、産地の歴史にふれることができるアーカイブ展示に加え、生産者たちとのビジネスマッチングを実現する「デザイン展」があります。
YU SORAさんは「アート展」の参加アーティストであり、今年の「アート展」ではテキスタイルの原材料である糸に注目し、「糸に戻る」というテーマを掲げています。