2022年11月2日Award News
2017年デザインコンペ受賞者の富永省吾さんが昨年に引き続きTOKYO MIDTOWN AWARD 2022の結果発表ムービーの制作を手がけました。本事業は、東京ミッドタウンがTOKYO MIDTOWN AWARDの受賞者サポートおよび受賞者とのコラボレーションを行うプログラムの一環として、作家に制作を依頼したものとなります。
富永さんコメント:
私が受賞してから数年が経ちますが、開始当初から今まで、その質の高さを維持し続けているミッドタウンアワードには、毎年新鮮な驚きを感じています。
審査員の方々や、時代の空気感による受賞作の変化を楽しませていただきつつ、この素晴らしいアワードが、これからも続いていくことを願って止みません。
2021年デザインコンペ受賞者の小笠原勇人さんがデザインしたアロマキャンドル 「Rotch」、2021年デザインコンペファイナリストのイシタキョウスケ(井下恭介)さんが商品開発に関わったかるた 「さかなかるた」が、2022年度グッドデザイン賞を受賞しました。
【受賞詳細】
受賞対象名:アロマキャンドル [Rotch]
事業主体名:株式会社リクラ
分類:日用品
受賞企業:株式会社リクラ (石川県)
受賞番号:22G040254
概要:「マッチ」と「ろうそく」の要素を掛け合わせて生まれた、忙しない日々を送る人々のための新しいアロマキャンドル。マッチのように箱の側面で擦って着火でき、約30分ほどの短い燃焼時間で手軽に楽しめます。
デザイナー:小笠原勇人
受賞対象名:かるた [さかなかるた]
事業主体名:株式会社 千葉印刷
分類:玩具
受賞企業:株式会社千葉印刷 (東京都)
受賞番号:22G030220
概要:特殊印刷技術を使用して、魚の表皮をリアルに再現した魚のかるたです。魚が光を反射する時のキラキラ感やウロコの凹凸感を再現しており、視覚と触覚の両方で楽しむことができ、加工前の魚を見る機会が少ない現代で、魚の美しさに触れられるかるたです。また、素材にはYUPOという合成紙を使用しており、水に浮かべて遊ぶ事も可能です。
イシタさんはプロデュース・ディレクション・デザインに携わりました。
2020年デザインコンペ受賞者の若田勇輔さんが15th シヤチハタ ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティションで、審査員賞である中村賞を受賞しました。
中村賞「めくり文様」
ta_rabo(田羅義文・三澤萌寧・若田勇輔)
梱包の細部にも相手への心遣いを行き渡らせるテープ開封済みの跡が残る特殊なテープです。思わぬ部分に和柄が現れることで、テープを剥がすという作業のなかにも小さな驚きと感動が生まれ、美しさにふと心に立ち止まる瞬間をもたらしてくれます。
2018年デザインコンペ受賞者の迫健太郎さんが第14回販促コンペ(販促会議 企画コンペティション)でグランプリを受賞しました。
販促コンペは、協賛企業から出される商品・サービスのプロモーションについての課題を受け、解決策となるアイデアを企画書形式で募集しています。
迫さんが応募した課題は、玩具メーカーであるメガハウスが出題した「発売50周年を迎える“オセロ”の楽しさを伝え、遊んでみたくなるアイデア」でした。
受賞作品の「オセリポ!」は、オセロの石の置き方に合わせて「もしもピアノに轢かれたら」などの技名を実況し、試合を盛り上げるスマートフォンアプリの企画です。
迫さん、松沢洋祐さん、久松葵さんの3人グループで企画を制作しました。
2015年デザインコンペ受賞者の吉田貴紀さん・栗原里菜さんらが制作したWebサイトが、国際的なアワードである『FWA』と『CSS Design Awards』で受賞しました。
『FWA』はFavorite Website Awards として設立された、国際的なアワードです。リアルタイムで審査がおこなわれ、「FWA OF THE DAY」はその日の最も優れたWebサイトに贈られる賞です。
『CSS Design Awards』も国際的な Web デザインWeb開発のアワードです。審査員による選出と、一般投票による選出の2つの審査システムがあります。
【受賞作品】
「福岡県立バーチャル美術館」Webサイト
(吉田さんがクリエイティブディレクション、栗原さんがプランニングを担当)
FWA:FWA OF THE DAY受賞(2022年9月3日)
CSS Design Awards:Website of the day、Best UI Design、Best UX Design、Best Innovation受賞
「文化庁 食文化ミュージアム」Webサイト
(吉田さんがアートディレクション、栗原さんがディレクションを担当)
FWA:FWA OF THE DAY受賞(2022年9月7日)
CSS Design Awards:Website of the day、Best UI Design、Best UX Design、Best Innovation受賞
井村一登、《mirror in the rough》、2022年、photo by Naomi Circus
2022年アートコンペ受賞者の井村一登さんが個展「Æ/æ」を開催中です。
(※「DESIGNART TOKYO 2022」の一環です)
「自分が映らない」鏡をテーマに制作する井村さんは、鏡に使用される素材や技法を分析し、人と鏡の関係性の歴史を追体験しています。
本展のタイトルは、A、Eの合字である「Æ/æ」は鏡の構造に着目した際、素材の複合性から鏡を制作する過程で起きる現象を鏡像と重ねることからインスピレーションされました。
素材/技術協力
UNOU JUKU by AGC株式会社、株式会社Makership
2021年アートコンペ受賞者の柴田まおさんが「LUMIX学生アンバサダー」に選定されました。
LUMIX学生アンバサダープログラムは、創造する学生を隔てる障壁を取り除くべく、映像制作を志す学生を支援する、Panasonic主催のプログラムです。選定されたアンバサダーには、テーマ(今回は『「青」×「可能性」』)に沿った映像制作に必要な撮影機材が提供されます。
柴田さんがこのプログラムで制作した映像作品「Blue piece」は、YouTubeでも見ることができます。
https://www.youtube.com/watch?v=Sz3s84tJBAw
2020年アートコンペ受賞者の船越菫さんがグループ展「色の言ノ葉」に出展します。
京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程において、絵画専攻を修了した経歴を持つ4名によるグループ展です。
撮影:来田猛
提供:京都市立芸術大学
2020年アートコンペ受賞者の川田知志さんが京都市立芸術大学芸術資料館収蔵品活用展「うつしのまなざし」を開催中です。
京都市立芸術大学の模写教育に携わった画家たちの模写作品を取り上げ、それらにあらわれた「うつしのまなざし」について考察します。川田さんは現代に生きる表現者として、彼らのまなざしへの応答を絵筆によって試みます。
2019年アートコンペ受賞者の井原宏蕗さん、2017年アートコンペ受賞者の金子未弥さんが「伊勢市クリエイターズエキシビション 2022」の作品展示会「circreation -循環とアート-」に出展しています。
伊勢市では、令和2年度より、全国から文化・芸術分野のプロのクリエイターに伊勢での創作活動機会を提供し、コロナ禍での宿泊事業者等の支援及び将来の観光PRにつなげる「伊勢市クリエイターズ・ワーケーション促進事業」を実施しています。
今回は、本事業に参加したクリエイターと連携し、作品展示会や演奏会など、伊勢市における文化・芸術活動の活性化や観光誘客の促進を目的とした様々なイベントとして、「伊勢市クリエイターズエキシビション 2022」が開催され、作品の展示会が実施されます。
Photo © Roland Halbe - Studio Odile Decq
2019年アートコンペ受賞者の盛圭太さんがフランスでおこなわれるプログラム「La Résidence Saint-Ang」に選出されました。
「La Résidence Saint-Ange」は文化の擁護を目的に、現代美術コレクター コレット・トルニエが私邸に設立した、レジデンシープログラムです。中世の建築遺産に隣接したレジデンスは建築家オディール・デックが手がけ、毎年アート関係者で構成される委員会が推薦する2名のアーティストへ『サンタンジュ助成』が与えられます。
3ヶ月の滞在制作の成果はカタログと共にグルノーブルのアートセンターなどで発表されます。
盛さんは2022年9月から12月まで滞在します。
撮影:加藤甫
2018年アートコンペ受賞者のYU SORAさんが「第16回 shiseido art egg」に入選しました。
「shiseido art egg」は「新しい美」との出会いの場として、新進アーティストの活動を応援する公募展です。今年は応募総数260件の中から3組が入選しました。
今後、入選アーティストは資生堂ギャラリーで個展を開催します。その中で優れた展覧会が「shiseido art egg賞」として選出されます。
YU SORAさんの個展は2023年3月7日~ 4月9日に開催予定です。
2014年アートコンペ受賞者の小林万里子さんが「美作三湯芸術温度2022」に出展中です。